補聴器選びで迷われている方に、プロの視点からくわしくご紹介させていただきますね。大阪補聴器リスニングラボ心斎橋店のスガイです。今回は、耳あな型補聴器の中でも人気の高いITC(カナル型)タイプから、スターキーオメガAIITCRとシグニアインシオIXITCの2機種を徹底比較します。
コマちゃん耳あな型補聴器がほしくて…カナルタイプのスターキー オメガ AI ITC-Rと、シグニア インシオ IX ITC、どっちがいいのか気になってるんだよね…💦
だいきちくん耳あな型のITCで探してるんだね!スターキーもシグニアも、どちらもとても優れたメーカーだよ✨ ただメーカーによって音の特徴が違うから、実際に試聴用の補聴器で聞き比べてみるのが一番だね!
コマちゃんそうなんだ…。でも耳あな型補聴器って試すことはできるのかな?買ってから『合わなかった…』ってなったら困るから、試さずに決めるのはちょっと心配で…
だいきちくんはじめてだと不安になるよね、わかるよ!実は、オーダーメイドの耳あな型補聴器は一人ひとりの耳の形に合わせて作るものだから、そのままの試聴はできないんだ。でも安心して!同じシリーズの耳かけ型補聴器があるから、それを使えば音の傾向はしっかり試せるよ🎧✨ まずは補聴器専門店に相談してみようね!

ITC(カナル型)補聴器とは

ITC(InTheCanal)型補聴器は、耳あな型補聴器の中で標準的なサイズの補聴器です。耳あなのやや外側に装用し、完全に隠れるIICやCICよりもやや大きいため操作性が良く、目立ちにくさと使いやすさのバランスに優れています。
カナル型の最大の魅力は、一人ひとりの耳あなに収まるようにカスタムメイドされる点です。外耳道にぴったりと収まるすっきりとしたデザインで、メガネやマスクの邪魔にならず、重要な音を強調し周囲の雑音を低減する指向性マイクを搭載できる点が特徴です。軽度から高度難聴まで幅広い聴力に対応できるようになってきていますね。
スターキーオメガAIITCRの特徴
スターキーオメガAIITCRは、最新のAI補聴器です。”快適プレミアム”をコンセプトに、前モデルよりも100倍多くの処理を提供しながら、省電力化も実現しています。
高度なAI機能
オメガAIITCRの最大の特長は、1時間に8,000万回の自動調整を行うAI機能です。装用者の周囲の環境を瞬時に分析し、最適な音質設定に自動調整してくれるため、手動での調整がほとんど必要ありません。聞き心地の満足度は93%と高い評価を得ています。
充電式で長時間使用可能
ITCRは充電式タイプで、最大51時間のバッテリー寿命を提供します。専用充電器(17,600円・税込み)が別途必要になりますが、電池交換の手間がなく経済的ですね。
幅広い聴力に対応
軽度から重度難聴まで対応しており、適応範囲が広いのも魅力です。目立ちにくい極小サイズでありながら、高出力を実現しています。
価格設定
スターキーオメガAIITCRの価格は、クラスによって異なります。
16クラス:片耳267,600円(両耳517,600円)
20クラス:片耳397,600円(両耳777,600円)
24クラス:片耳717,600円(両耳1,417,600円)
※上記はメーカー希望小売価格(非課税)です。当店のキャンペーン価格については店頭でスタッフへお尋ねください。
シグニアインシオIXITCの特徴
シグニアインシオIXITCは、2025年5月に発売されたシグニアの最新音声技術を搭載した補聴器です。世界初のロックオン機能を搭載し、にぎやかな場所での聞こえを大幅に改善しています。
世界初のロックオン機能
ロックオン機能は、ワードロックオン(言葉明瞭化)とスピーチロックオン(会話捕捉)の2つの技術で成り立っています。一般的な補聴器が取りこぼしがちな言葉の言い出しや子音も余さず取り込み、すみずみまで正確に再現することで、よりくっきりとした明瞭な聞こえを実現します。
ダブルプロセッサー搭載
シグニアの世界初音声技術ダブルプロセッサー機能を搭載し、言葉はよりくっきり、環境音はよりすっきり聞こえます。2つの頭脳で言葉と環境音を別々に処理する革新的な技術です。
充実した機能性
50シーンに自動対応する超広角センサーを搭載し、最大48チャンネル処理(7IXクラス)に対応。さらにBluetooth搭載で、スマートフォンとの連動も可能です。
電池式でコスト抑制
インシオIXITCは電池式(PR41使用)で、充電器の購入が不要なため初期費用を抑えられます。電池交換は必要ですが、充電を忘れる心配がありません。
価格設定とクラス
シグニアインシオIXITCは5つのクラスで展開されています。
1IX(16チャンネル):片耳170,000円(両耳340,000円)
2IX(24チャンネル):片耳220,000円(両耳440,000円)
3IX(32チャンネル):片耳270,000円(両耳540,000円)
5IX(36チャンネル):片耳410,000円(両耳820,000円)
7IX(48チャンネル):片耳610,000円(両耳1,220,000円)
※上記はメーカー希望小売価格(非課税)です。
レーダーチャート評価項目の解説
耳あな型補聴器ITC(カナル型)を徹底比較|スターキー オメガ AI ITC-R VS シグニア インシオ IX ITC
このレーダーチャートでは、補聴器選びで重要な6つの項目で両機種を10点満点で評価しています。

AI機能
スターキー オメガ AI ITC-Rは8,000万回/時の自動調整で9.5点、シグニア インシオ IX ITCは50シーン自動対応で8.5点としました。スターキーの処理能力の高さが際立っています。
音質明瞭性
シグニア インシオ IX ITCは世界初のロックオン機能により9.5点、スターキー オメガ AI ITC-Rは8.5点です。シグニアの言葉明瞭化技術が優位性を示しています。
バッテリー性能
スターキー オメガ AI ITC-Rは最大51時間の充電式で9.5点、シグニア インシオ IX ITCは電池式で7.0点としました。充電式の利便性と持続時間が評価のポイントです。
コストパフォーマンス
シグニア インシオ IX ITCは5クラス展開で幅広い価格帯から選べるため9.0点、スターキー オメガ AI ITC-Rは高価格帯のため7.0点です。予算に応じた選択肢の多さが重要ですね。
雑音抑制
シグニア インシオ IX ITCはダブルプロセッサーにより9.5点、スターキー オメガ AI ITC-Rは8.5点です。環境音と会話音を別々に処理するシグニアの技術が高評価となっています。
適応聴力範囲
スターキー オメガ AI ITC-Rは軽度から重度まで対応で9.5点、シグニア インシオ IX ITCは軽度から高度まで対応で8.5点です。より幅広い聴力レベルに対応できる点を評価しました。
このレーダーチャートから、スターキー オメガ AI ITC-Rは「AI機能」「バッテリー性能」「適応範囲」に優れ、シグニア インシオ IX ITCは「音質明瞭性」「雑音抑制」「コスパ」に優れていることが一目でわかりますね。お客様のニーズに合わせて最適な機種をお選びください。
スターキーオメガAIITCRVSシグニアインシオIXITC比較表
両機種の主な仕様を比較表にまとめました。
| 項目 | スターキー オメガ AI ITC-R | シグニア インシオ IX ITC |
|---|---|---|
| 価格帯(片耳) | 267,000円~717,600円 | 170,000円~610,000円 |
| 電源方式 | 充電式(最大51時間) | 電池式(PR41) |
| 適応聴力 | 軽度~重度 | 軽度~高度 |
| クラス数 | 3クラス(16/20/24) | 5クラス(1IX~7IX) |
| チャンネル数 | 16~24チャンネル | 16~48チャンネル |
| 特徴的機能 | 高度なAI処理 | ダブルプロセッサー |
どちらを選ぶべきか

スターキーオメガAIITCRがおすすめの方
充電式の利便性を重視される方に最適です。電池交換の手間がなく、最大51時間の長時間使用が可能なため、旅行や外出が多い方に向いています。また、重度難聴にも対応しているため、聴力レベルが高めの方も安心です。
AI機能による自動調整が優れているため、補聴器の操作に不慣れな方や、さまざまな環境で使用される方にもおすすめです。スターキーの最新技術を体験したい方には、オメガAIITCRが最良の選択となるでしょう。
シグニアインシオIXITCがおすすめの方
コストパフォーマンスを重視される方に適しています。5つのクラスから選択でき、予算に合わせて最適なグレードを選べる点が魅力です。電池式のため、充電器の購入が不要で初期費用を抑えられます。
にぎやかな場所での会話が多い方には、世界初のロックオン機能が大きなメリットになります。レストランや家族の集まりなど、複数人での会話シーンが多い方に特におすすめですね。また、クラス別に機能が細かく設定されているため、必要な機能を見極めて購入できる点も魅力です。
ITC型補聴器選びのポイント
聴力レベルの確認
ITC型補聴器は、軽度から高度難聴まで対応していますが、機種によって適応範囲が異なります。当店では認定補聴器技能者が聴力測定を行い、お客様の聴力に最適な機種をご提案させていただきます。
生活スタイルに合わせた選択
充電式と電池式では使い勝手が大きく異なります。充電式は電池交換の手間がなく便利ですが、充電を忘れると使用できません。電池式は充電の心配がなく、予備電池があればいつでも使用できます。ご自身の生活スタイルに合わせてお選びください。
大阪補聴器リスニングラボ心斎橋店のサポート体制
当店は認定補聴器専門店として、認定補聴器技能者が在籍し、補聴器の調整・選定に必要な設備が整っています。世界の主要7メーカーの補聴器を取り扱っており、スターキーとシグニアの両製品を比較検討していただけます。
充実したサービス内容
聴力測定や特性器などの設備が充実しており、正確な聴力評価が可能です。補聴器の無料相談・試聴サービスに加え、耳かけ型になりますが2週間無料レンタルもご利用いただけます。訪問出張サービスも行っておりますので、ご来店が難しい方もご安心ください。
他店で購入された補聴器の調整も可能で、購入後のアフターケアも充実しています。
よくある質問(FAQ)
ITC型補聴器は目立ちませんか?
ITC(カナル型)補聴器は耳あなの入口付近に装着するため、正面から見るとほとんど目立ちません。完全に隠れるIICやCICほどではありませんが、日常生活で他人に気づかれることは少ないですね。メガネやマスクの邪魔にならない点も大きなメリットです。
価格の違いは何によって決まりますか?
補聴器の価格は、搭載されている機能やチャンネル数、処理能力によって決まります。高価格帯のクラスほど、より細かい音質調整が可能で、雑音抑制機能やAI機能が充実しています。ただし、必ずしも最高グレードが全ての方に最適とは限りません。お客様の聴力レベルや生活環境、使用シーンに応じて、適切なクラスをご提案させていただきます。
両機種の音質の違いはどうですか?
スターキーオメガAIITCRは、8,000万回/時の自動調整により、環境に応じた最適な音質を瞬時に提供します。一方、シグニアインシオIXITCは、ロックオン機能とダブルプロセッサーにより、言葉をくっきり、環境音をすっきりと処理します。どちらも優れた音質ですが、処理方式が異なるため、実際に試聴して聞き比べていただくことをおすすめします。
補聴器の寿命はどのくらいですか?
一般的に補聴器の使用期間は5~7年程度です。適切なメンテナンスとアフターケアを行うことで、より長く使用できます。当店では購入後のアフターケアも充実しており、定期的な点検やクリーニングを行っています。保証期間は機種やクラスによって異なり、シグニアインシオIXITCは2~3年の保証がついています。
重度難聴でもITC型は使えますか?
スターキーオメガAIITCRは軽度から重度難聴まで対応しています。シグニアインシオIXITCは軽度から高度難聴に対応しています。ただし、聴力の程度や耳の形状によって、ITC型が適さない場合もあります。当店の認定補聴器技能者が聴力測定を行い、お客様に最適な補聴器タイプをご提案させていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。
試聴期間中はどのように使えばいいですか?
2週間の無料レンタル期間中は、できるだけ多様な環境で使用してください。静かな自宅だけでなく、スーパーやレストラン、屋外など、普段よく行かれる場所での聞こえ方を確認することが重要です。使用中に気になる点があれば、いつでも調整にお越しください。認定補聴器技能者が細かく調整を行い、最適な状態に仕上げます。







