片耳難聴にベストな補聴器【選び方がわかる!】

片耳難聴 補聴器

片耳難聴に最適な補聴器の選び方をご紹介しています。近年補聴器の種類はとても多くなり、性能に関していくつかの違いもあります。補聴器は価格も高価なモノが多いので、選び方を失敗して後悔なんてしたくないですよね。実際に当店に来られるお客様からの相談では補聴器はどれが良いのかまったくわからない、値段や性能の違いもよくわからないとお困りになられています。

当サイトではあなたの片耳難聴に最適となる補聴器の選び方をわかりやすく説明しています。ぜひ、あなたの片耳難聴を改善できる補聴器選びの参考にしていただけるとうれしいです。

片耳難聴で生活する中でさまざまな悩みが出てくるかと思います。

片耳難聴 悩み a1

  • 難聴側の耳の方向から話されると聞きとれない
  • どこから聞こえているのか音の方向感がわからない
  • 騒がしい環境になると会話の聞きとりがうまくできない
  • 聞こえたふりをして適当な返事をしてしまうことがある
  • 学校の授業や仕事の会議などで集中することが増えて疲れやストレスになる
  • 周囲に聞こえないこと事を理解してもらえないことがある

クロス補聴器の売れ筋ランキングはコチラです

以上のように片耳難聴ではさまざまな悩みがつきものです。ここからは、片耳難聴について説明していきますね。

片耳難聴について

片耳難聴 原因 a1

片耳だけに聴力低下がおこるのが片耳難聴や一側性難聴とよばれる難聴です。片耳難聴といっても原因や症状、種類がいくつかありますので紹介したいと思います。片耳難聴になると片耳ですべてを聞くことになり、音のバランス、方向感がつかみにくいことや複数人での会話の聞きとりや騒がしい場所での会話もうまく聞くことができなくなります。片耳難聴になる原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

片耳難聴の原因

片耳難聴が発症してしまう原因についていくつかありますのでお話しいたします。片耳難聴となる原因は今の時代でも不明とされているモノもあります。原因の多くはウイルスの感染や血流の循環障がいなどが原因となり聞こえに影響が出ることがあります。これらが原因の場合は生まれたときから難聴があることもありますし、成人してから発症することだってあります。他には外部からの衝撃や中耳炎を患っておこることもあります。

片耳難聴の種類

片耳難聴 症状 a1

主な片耳難聴の種類を紹介します。

  • 突発性難聴
  • ムンプス難聴
  • 中耳炎
  • 外傷性難聴
  • 先天性難聴

これらが主な片耳難聴の種類です。この中でも多いのが突発性難聴やムンプス難聴による発症が多いです。

片耳難聴の症状

難聴の症状は軽度難聴から重度難聴にまで聴力が低下してしまうことが多いです。その中でもだいたいが高度、重度難聴になることが多いです。片耳難聴は聞こえが悪くなる以外にもさまざまな症状が出ることがあります。その中でも多いのは耳なりやめまいを同時に発症することが多いですね。耳なりは治りにくいことが多いので非常に厄介となります。

片耳難聴の治療と改善方法

片耳難聴 治療 a1

片耳難聴は治療をすれば回復する可能性がある難聴です。片耳難聴の疑いがあればすぐに耳鼻科医師の診察を受けるようにしましょう。治療方法の多くはステロイド剤の投与をして安静にしておくという方法が多いです。

しかし、中には突発性難聴のような明確な治療方法がまだ見つかっていないことがあり、治療を受けても必ずもとの聴力にまで治るわけではありません。もし聴力が回復しなければ片耳難聴のままの生活となってしまいますが、改善させる方法があります。それは医療機器である補聴器の使用です。補聴器の中でも片耳難聴に適した種類があり、多くの片耳難聴者の生活の支えとなっています。

クロス補聴器の売れ筋ランキングはコチラです

ここからは、片耳難聴に最適な補聴器の選び方をご紹介していきますね。

片耳難聴にベストな補聴器の選び方

補聴器 選び a1

片耳難聴と言っても聴力の状態は人によりさまざまです。聴力が軽度の難聴の方と重度難聴の方では当然最適となる補聴器も変わってきます。片耳難聴だからといって誰もが同じタイプの補聴器が適応するとは限りません。ここでは片耳難聴で一番有効的と考えられるクロス補聴器と通常の補聴器について説明します。片耳難聴であれば必ずクロス補聴器の適応というわけでもなく、聴力によっては通常の補聴器を使うケースもあります。

クロス補聴器とその他の補聴器について

片耳難聴の方に向けられて生まれたのがクロス補聴器です。クロス補聴器は通常の補聴器と比べて性能がまったく違います。クロス補聴器と通常の補聴器との大きな違いはいくつかあります。

補聴器のしくみ

補聴器 しくみ a1

通常の補聴器はおもに音を増幅させるアンプと音の出力をするレシーバー、音声を拾うマイクに音質や音量など細かく分析するコンピューターが内蔵されています。小さいサイズの補聴器にとても精密な機械が入っています。内部のコンピューターは音の計算や出力の制限をしたり、音質の変化をするなどとてもハイスペックです。片耳だけでも使用することができます。

クロス補聴器のしくみ

クロス補聴器 しくみ a1

クロス補聴器は補聴器という名前がついていますが実は送信機のような機械です。見た目は補聴器と同じですが中の機械は違っていて音の出力がありません。使い方はクロス補聴器一台では効果がなく、もう一台通常の補聴器を用意する必要があります。補聴器とクロス補聴器を両耳につけて通信させることで、クロス補聴器が音声を拾い、その拾った音声を通常の補聴器に送ることで健康な耳でクロス側(聞こえない側)の音声を聞くことができるというしくみです。

ここからは、クロス補聴器の種類についてご紹介していきます。

クロス補聴器の種類

クロス補聴器 メーカー a1

クロス補聴器の中にも種類があります。メーカーや種類によって機能の違いがあったり、使い方も違いますのでよく考えて選ぶ必要があります。主にクロス補聴器は二つのタイプに分けられます。クロス補聴器は今現在、Signia(シグニア補聴器)、Widex(ワイデックス補聴器)、Phonak(フォナック補聴器)の3社から販売されています。

耳かけ型補聴器 RICタイプ 耳あな型補聴器
クロス 耳かけ a1

クロス補聴器で一番基本のデザインである耳かけ型のRICタイプです。目立ちにくいサイズもあってつけやすいデザインです。耳かけ型は適応する聴力幅が広いのでほとんどの人に適応します。耳にかけて利用する補聴器で、オープンフィッティングで快適につけることができます。耳栓とレシーバーの変更で聴力にあわすことが可能です。

クロス 耳あな a1

フォナック補聴器のみで選ぶことができる耳あな型は健康な耳の聞こえをふさぐようになるので、もし片耳だけの難聴で使用する場合は自然な聞こえと少し違うイメージに感じます。基本的に両耳に難聴がある場合に有効的です。バイクロス(両耳難聴)の場合以外は適応しないケースがほとんどです。

クロス補聴器のメーカーや違いについてはコチラ

それぞれの特徴をよく理解したうえでクロス補聴器を選びましょう。ここからは、クロス補聴器のすぐれているトコロをご紹介していきますね。

クロス補聴器の優れている点

クロス補聴器 メリット a1

多くのユーザーに選ばれているクロス補聴器ですが、片耳難聴で悩んでいたことがほとんど解決できます。

立ち位置で聞こえないことがなくなる

今まで気にすることが多かった自分の位置はクロス補聴器をつければ解決します。片耳難聴であれば座る場所や立つ場所などが聞こえに大きく関わるので気にしなければいけません。しかしクロス補聴器をつければどの位置でも会話を聞くことができます。

聞き逃しや聞き間違いが減る

片耳だけでは聞き間違えることや聞こえないことが多々あります。クロス補聴器は聞こえない側の音声がわかるので聞き間違えたり聞き逃すことが大幅に改善できます。聞き逃しや聞き間違えていないかで悩むこともこれで減ります。

キケンの察知が早くなる

片耳だけでは外での危険を正確に知ることができないことがあります。クロス補聴器をつければ今までよりもキケンにもいち早く気づくことができます。自転車の走行音、車などで危ない思いをされたこともあるかもしれませんが、クロス補聴器をつければ聞きとれる範囲が広くなるので安心です。

複数人での会話が苦にならない

片耳が聞こえなければ複数での会話はあまり楽しく感じないことがあるかもしれません。片耳が聞こえなければ複数が話している言葉をすべて聞くことが難しいですが、クロス補聴器をつければ複数人で会話をしても聞こえの範囲が広がっているので声を聞くことができるでしょう。

聞こえないことで感じていたストレスが減る

片耳難聴ではストレスを感じやすいことが日常的におこります。聞こえないことや会話で気にしなくてはいけない位置など毎日どこかで考えなくてはいけません。クロス補聴器は両耳側の音声がわかるしくみなので今まで悩んでいたことがほとんど解決するので片耳難聴によるストレスを大幅に解消できます。

ここからは、クロス補聴器のデメリットについてご紹介しますね。

クロス補聴器のデメリット

クロス補聴器 デメリット a1

クロス補聴器では改善できることが数多くありますがデメリットとなることもいくつかありますので紹介しておきます。

  • 電池の持ち時間が短い
  • 価格が二台必要なので高くなる
  • 騒がしい場所では聞こえに個人差がある
  • 音の方向感がわかりにくい

以上のようにクロス補聴器にはデメリットととれることがあります。しかしクロス補聴器は良いトコロが多いので、使ってみると以外とデメリットに感じないこともあります。

クロス補聴器のデメリットについてはコチラ

ここからは、クロス補聴器の選ぶ基準について紹介していきますね。

クロス補聴器を選ぶ時の基準

補聴器 選ぶ基準 a1

クロス補聴器のタイプやメーカーについても紹介しましたが、ここではクロス補聴器の何を基準に選べばいいかみてみましょう。求めるモノは人それぞれ違うかと思います。ハイスペックな機能がよい、とにかく値段が安いモノがいい、見た目を重視したいなど何に重点をおくかで選び方は違います。

性能

よく選ばれる基準の一つが性能です。補聴器の性能は聞こえを改善させる上でとても大事です。補聴器の性能がよくなれば騒がしい場所での快適性がよくなったり、環境に応じた会話のしやすさを得ることができます。騒がしい場所や複数人での会話も聞きとりやすくしたい人にとっては性能を第一に考えるのがいいでしょう。

価格

選ばれる基準の中でも多い印象があるのが補聴器の価格です。補聴器の価格はピンからキリまでありますが選ぶときに価格で迷われるケースは非常に多いです。性能をとれば価格は高くなりますが、予算オーバーになってしまうことがありますよね。しかし、自分の使う環境に適した性能であれば、あまり使わない機能が入った高額機種を無理して選ぶ必要もありません。

クロス補聴器の価格相場についてはコチラ

ここからは、補聴器専門店で購入するときの一連の流れを紹介しますね。

補聴器専門店での購入の流れ

補聴器 相談 a1

補聴器専門店で実際にクロス補聴器を選ぶとき、どのような手順となるのか説明していきます。

初回相談

補聴器 相談 a2

まずは初回相談ですが、初めて来店したときに難聴の状況をお話ししていただきます。いつから、どのように聞こえないのかなどより細かくお話しいただくと補聴器を選びやすくなります。あとは補聴器に対する要望、値段を安くしたいであったり性能を重視したいなどがあれば販売店スタッフにお伝えください。

聴力測定

聴力測定 a1

次にあなたの聴力を知るために大事な聴力測定をします。注意していただきたいのが耳鼻科でおこなう聴力検査とは違い、補聴器専門店では補聴器のフィッティングに使用する聴力測定となりますので難聴の診断をしたりすることはできません。片耳難聴であっても両耳ともに測定をおこないます。まれに自分では気づいていないだけで両耳ともに聴力低下がある場合があります。

試聴レンタル

補聴器 試聴 a1

聴力測定をしたあとは実際に補聴器を体験していただきます。あなたの聴力レベルに対応する機種を選び試聴していただき、補聴器の聞こえのイメージを知ることができます。補聴器の効果がどれくらいあるかも測定することができます。試聴して実際に使ってみたい場合はレンタルをしてみるのがいいでしょう。補聴器専門店の多くでレンタルはしていると思いますので確認してみましょう。

機種選び

クロス補聴器を試してみて購入が決定すれば機種を選びます。性能や値段など機種により違いますので相談して考えましょう。補聴器専門店なら経験や知識から適格なアドバイスをもらえるでしょう。機種がきまれば次回来店時に納品です。

購入

選んだ機種が出来上がったら納品です。耳あな型補聴器でも早くて一週間でお渡しできるでしょう。耳かけ型補聴器なら注文から早くて一日でお渡しできます。クロス補聴器を購入したあとは補聴器専門店の案内で定期的な点検やアフターケアを受けましょう。修理が必要な場合や故障の可能性があれば今後も購入した補聴器専門店に相談しましょう。

ここからは、補聴器を選ぶときに注意することをカンタンに説明しますね。

補聴器選びの注意点

補聴器 注意 a1

補聴器選びで注意する点を大きく3つにわけて紹介します。より納得できる補聴器を選ぶために大事ですので参考にしてみてください。

補聴器を選ぶお店

補聴器を選ぶのに一番重要なのはお店選びでしょう。売られている補聴器はすべて同じですが補聴器はさわる人が変われば全く違います。調整や補聴器の耳栓にしても、違えば補聴器の効果も変わってきます。今では補聴器は多くのお店で買うことができます、その中で自分が安心できるお店をご利用ください。

補聴器の試聴

補聴器はいくら情報だけをみてもわからないモノです。なんとなくイメージはできますが実際とは異なるものです。もし気になる補聴器が見つかれば試聴をしてみましょう。実際に試してみることであなたに合うかどうかがわかります。試すときも一つだけではなく他メーカーと比べたり比較をするとより自分にあう機種がみつかります。

補聴器の保証の確認

購入後に大事なのが補聴器の保証です。選んだ補聴器の保証を確認しておきましょう。もし購入後に故障をした場合や紛失したときの対応など不明点は確認しておきましょう。

まとめ

クロス補聴器 効果 a1

片耳難聴に最適な補聴器についてご紹介しました。片耳難聴でお悩みであれば生活に支障が出てしまう機会が増えてしまうので、聞こえないままにしておくと不便を感じてしまうことがたくさんあります。今回紹介したクロス補聴器を使えば片耳難聴の聞こえの不便さを解消できます。

会話のときに気にしていた自分の位置や、複数人での会話も楽になるでしょう。片耳難聴に最適な補聴器を見つけることができれば、あなたの生活は今までとは変わり会話をするのがより楽しくなりますよ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次