生まれつき片耳が聞こえない方の補聴器の選び方について

先天性難聴 補聴器 選び方

生まれつき片耳が聞こえない、そのような悩みのある方が補聴器の選び方はどの様に選べばよいのか?生まれつき難聴の方で両耳難聴になってしまう方もいらっしゃいますが片耳が難聴という方もいらっしゃいます。その様な片耳が難聴という方にはクロス補聴器と呼ばれる補聴器(送信機)をする事で聴力を補う事ができ効果的です。生まれつき片耳が聞こえない方が使用するのに適した補聴器の選び方を紹介します。

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ここからは、先天性難聴について説明していきますね。

生まれつき片耳が聞こえない、先天性難聴について

生まれつき難聴になる先天性難聴と呼ばれる難聴があります。遺伝子の異常が発見される場合もあるのですが、大半は原因不明です。内耳が形成過程を途中でストップしてしまったために起こる内耳奇形(ないじきけい)と呼ばれる障害もあります。先天性難聴には先天性、後天性に分かれます。遺伝子の突然変異、ご両親の遺伝によって難聴であった場合におこるのは先天性。妊娠中にウイルス感染した時に難聴を引き起こす事もあり、その場合は後天性になります。

難聴の種類にもそれぞれ特徴があります

生まれつきの難聴には難聴の種類があります。

  • 伝音性難聴
  • 感音性難聴
  • 混合性難聴

この3つの難聴の種類に分かれていて片耳におこる場合、両耳におこる場合があります。難聴の種類によっても症状が分かれていますし、難聴となる原因も変わります。

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先天性難聴のそれぞれの原因について

先天性難聴の中にもさまざまな原因があります。難聴の種類によって違い、症状もことなります。難聴のタイプによりあう補聴器の種類も変わったりしますので自身の難聴をよく知っておく必要があります。

伝音性難聴

音声が外耳、中耳を伝わる過程に何か障害がある事でおきます。

  • 外耳道が塞がっている
  • 鼓膜の損傷
  • 中耳に水が溜まる、滲出性中耳炎
  • 中耳の感染

伝音性難聴の特徴は小さい音は聞こえにくいが音を大きくすると聞こえるようになります。伝音性難聴は病気や外傷などの障害による一時的な難聴である場合が多く治療で症状が回復する事があります。薬や溜まった水を抜いたりする以外に手術が必要な場合もあります。難聴が改善されない場合は補聴器の使用で聞こえを補う事ができます。

感音性難聴

感音性難聴は内耳にある有毛細胞、神経に障害がおきて音声がうまく伝わらなくなります。

  • 遺伝によるもの
  • 妊娠中のウイルスの感染(ヘルペスや風疹など)
  • 聴覚神経におこる障害

伝音性難聴と違い治療が確立されていない難聴です。難聴の症状が軽度の場合は経過観察、日常生活に支障が出てくる場合は補聴器や人工内耳の使用で補います。補聴器の使用で音声が聞こえるようになるが言語の発音など難聴の影響を完全になくす事が出来ません。

混合性難聴

混合性難聴は感音性難聴の症状に伝音性難聴の症状が出る、感音性と伝音性が混ざった難聴です。内耳と中耳どちらにも障害がおきます。中耳炎を引き起こす事で症状が悪化する場合があります。

難聴には片耳、両耳におこる事どちらのケースもあります

難聴は片耳におこる場合、両耳におこる場合があります。両耳に難聴がある場合は両耳に補聴器をする事で聞こえを補う方法があります。
片耳が難聴で軽度の場合は以外とそのまま生活されている方が多い事があります。生まれつきの為慣れてしまっているという事もあります。
しかし、片耳が難聴だと人とのコミュニケーションをとる時や生活する上で様々な障害が出てきます。

  • 難聴側で話しをされると聞きとれない事がある
  • 会話の内容が不明瞭な時がある
  • 大勢の人数で会話をする時に聞きとれない事がある
  • 聞き返す事や聞き間違いがある
  • 難聴側の音に気づけない事がある

生まれつき片耳が難聴の方も症状によりますが補聴器をして聞こえを補うという方法があります。

生まれつき片耳難聴で補聴器をするなら

難聴の程度にもよりますが補聴器をする場合に効果が出る方と出ない方があります。聴力が著しく低下している場合、聴力が特殊な方、言葉を理解する能力が低下している方は補聴器を使用しても効果が期待できない事があります。補聴器を選ばれる際はよく補聴器専門店でご相談下さい。

片耳難聴にはクロス補聴器が効果的です

片耳難聴を補うにはクロス補聴器と呼ばれる補聴器(送信機)が効果があります。クロス補聴器とは難聴側の耳にクロス補聴器をして健聴側の耳に補聴器をします。仕組みはクロス補聴器に入る音声を補聴器に送信するという仕組みです。難聴側で聞こえる音声も健聴側の耳で聞く事ができるという事です。

  • 難聴側で話しをされても聞きとる事ができる
  • 難聴側の音に気づく事ができる
  • 聞き間違いが減る
  • 複数人での会話も聞きとりやすくなる

クロス補聴器をする事でこの様な利点があります。

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大阪補聴器リスニングラボではフォナックのクロス補聴器を取り扱っています

大阪補聴器リスニングラボではフォナックのクロス補聴器を取り扱っています。フォナックのクロス補聴器は販売した多くのお客様が大変喜んで使用していただいています。今まで聞こえなかった方向の音声が聞こえるので初めは大変驚かれます。

まとめ

生まれつき片耳が聞こえない方に、片耳の難聴に効果的なクロス補聴器を紹介しました。生まれつきの難聴には様々な原因がありますが言わば防ぎようのない事です。難聴のまま生活される方もいますが補聴器をして補う事もできます。今回紹介したクロス補聴器は片耳が難聴の方に向けた補聴器です。今まで聞こえなかった方向の音声を健聴側で聞く事ができます。特に学生の方、お仕事をされている方は人とのコミュニケーションをとる機会が多いです。

聞こえない事が多いとストレスにもなり精神的にもよくありません。クロス補聴器は難聴側の音声を健聴側に届けてくれる送信機です。ですので今まで難聴側で話しをされても聞こえなかった事も健聴側の補聴器で聞く事ができます。大勢の会話には慣れる事が必要になります。補聴器には補える事に限界があるのでそれを予め知っておく事も大事です。片耳が難聴でお困りの方は一度クロス補聴器を試してみて下さい。

大阪補聴器リスニングラボではレンタルも可能です。聞こえないが聞こえるに変わるかもしれません。ご来店お待ちしております。

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