オーティコンのシヤ カナル型のご紹介をいたします。
シヤはオープンシリーズに利用されているべロックスチップを搭載した補聴器で、オーティコンのラインナップの中では、機能面を充実させながらも価格を抑えたエコノミー補聴器といえるでしょう。
11コアの超高性能チップによる指向性の処理によって常に会話を追って環境に適応させた集音をおこない、高速で行われるコンプレッション機能が音の大小を問わず聴力範囲に合わせて快適な会話をサポートします。
低価格ながら多数の抑制機能を持つため装着時の快適性も備えた補聴器です。
オーティコン シヤ カナル型(Oticon Siya ITE Canal)
- デンマーク
- 耳あな型カナルタイプ
- 2年保証
- 電池式 PR41
オーティコンのSiya(シヤ)のカナルサイズ。オーティコンの上位機種オープンシリーズに使われている、最新のベロックスチップを搭載した機種です。
1世代前のオーティコンの補聴器とくらべてチップの処理速度が50倍になり、より精密な音声の処理が可能になりました。
オーティコン・シヤはオープンシリーズで定評のある、ブレインヒアリングテクノロジーを採用し、脳での理解をサポートすることでより自然な聞こえを実現します。
シヤのポイント!
- ブレインヒアリングで自然なきこえ
- 突発音抑制機能
- カンタンな音量調整
- プログラムの切り替えが可能
- 不快な風切り音を軽減
- 通信機能が使える
片耳価格相場 | オープン価格 |
電池寿命 | 最大約105時間 |
適応聴力 | 軽度から高度難聴 |
指向性 | 環境適応型マルチバンド指向性LX |
チャンネル数 | 非公開 |
おすすめ度 | ★★★ |
スタッフのレビュー
オーティコンのベロックスチップを利用することで、飛躍的な性能を発揮するにも関わらず価格を抑えることに成功しているのがシヤです。
両耳通信機能のツインリンクを活用し環境適応型マルチバンド指向性によって、前方の会話者の音声を常に追い、いらない雑音を避け前方の重要な会話音を効果的に集音します。空間を認知するように動作するため話者が移動してもそのまま指向性がついていくような動きをしてくれます。
雑音抑制機能だけでなく、突発音抑制と風切り音抑制、ハウリング抑制を標準装備しているため不用意な雑音も少ないのが特徴です。正直搭載されている機能だけ見れば旧来の補聴器でいう上位機種と変わらないという驚きの状況です。
ただし他のメーカーに比べてオーティコンは雑音を抑えすぎず、身の回りに音として捉えるべきという概念があるため、会話がない状況では他メーカーよりもさまざまな音声が聞こえる印象を受けると思います。シグニアの補聴器などと比べると騒がしいと感じる方が多いように思いますが、その分小さな音や周辺の危険の察知がしやすいような音量になっているそうです。
価格を抑えつつ高性能な補聴器を必要とされえる方にはうってつけの商品ということですね。