補聴器の買い替えでおすすめする機種を比較しました!
補聴器の故障や経年使用にともなって感度不良などの原因による補聴器の買い替えをお考えなら是非、ご一読ください。
補聴器は精密機械なのでずっと使い続けるのは難しい機器です。使っている内に出力の低下がおきたりして修理しながら使わなくてはいけないということも知っておいてください。修理ができるのであれば解決できますが、部品の製造などが中止となった補聴器は修理できないので買い替えるほかありません。
今回はオススメの最新機種の選び方を認定補聴器技能者取得スタッフがわかりやすく解説しています。
5、6年前に買った補聴器が修理もできなくなり買い替えをしなけらばならないが高価だし、次にどんな機種を選んだらいいかわからないというあなたに買い替えにオススメできる補聴器をご紹介します。
長く使えるなら長く使いたい補聴器ですがいつかは買い替えをしなくてはいけません。
- 今の補聴器は6年ほど使っていて最近頻繁に故障してしまうけど、どれくらい故障したら買い替えたらいいのか
- 使用中の補聴器が故障したけど修理で治ったら買い替えなくてもいいのか
- 補聴器の買い替えを考えているが次はどんな補聴器にしたらいいのかわからない、壊れにくい補聴器はあるのか知りたい
- 最近になり聴力が落ちてしまい今の補聴器では聞きとりにくくなり調整できない場合は買い替えるしか方法はないのか
この様なお悩みがあれば是非当サイトをご参考ください。
ここからは、補聴器を買い替えるべき時期についてご紹介していきますね。
補聴器を買い替えるタイミングについて
補聴器をお使いであれば経験していない人はいないであろう補聴器の故障。
補聴器は精密な機械で作られていて永久に使えるという機器ではなく、修理しながら使います。
扱い方による故障や機械の劣化など、補聴器故障の原因はいくつもありますし、自身の聴力の変動で使っている補聴器では対応できなくなることもあります。補聴器の買い替えは慎重になりますが、補聴器は自身の聞こえに関わる生活に必要なモノです。
次のような項目に当てはまると買い替えが必要となります。
- お使いの補聴器では聴力を補えなくなっている(聴力の変化)
- 補聴器の修理がメーカーでできなくなっている(修理対応不可)
- 保証が切れて修理費が高額になっている(頻繁に故障修理している)
以上のように聴力に合わなくなってしまったり、補聴器の修理が対応できなくなってしまうと補聴器の買い替えがおすすめです。頻繁に修理をしなくてはいけなくなると買い替えた方がいい可能性があります。
補聴器の耐久年数について
補聴器には5年という耐久年数があります。しかし、その5年という年数はあくまでも仮で必ずしも年数を過ぎて使えなくなるという訳ではありません。
この5年というのは福祉で支給される補聴器と、補聴器の修理対応年数によって言われています。
福祉で支給される補聴器は5年経過で新しい補聴器を申請することができます。そして修理対応年数というのは製造が終了した補聴器は5年間は機械部品の製造をおこないますが5年過ぎると製造が終了してしまいます。ですのでそれらを踏まえて補聴器の買い替えは5年が目安とされています。
ここからは、補聴器を買い替えるときのオススメの選び方についてご紹介していきますね。
補聴器買い替え時のオススメの選び方
選び方も色々とあり、値段で選ぶのか性能で選ぶのかでも補聴器に違いが出ます。
生活環境に合わせた補聴器を選ぶことでより快適に使用していただけるでしょう。アクティブな方なら性能で選ぶのがオススメです!理由としては補聴器は性能の違いで雑音の抑制やマイクの処理が大きく変わります。
騒がしい場所に行くと補聴器の性能によっては雑音抑制が弱くて思っているように聞きとれないということが出てきます。 ですので選ぶ時には補聴器のスペックを見て自分の選びましょう。
注意すべき補聴器の選び方について
今の補聴器が気に入っているので同じ補聴器がいい場合には注意して下さい。
製造がまだされている補聴器なら同じ機種でも問題ありませんが、聴力が変わっている場合は同じ補聴器では適応しない可能性があります。その他にも自分に必要な性能があるかどうかをよく確かめて購入する必要があります。
補聴器は選び方を間違えると正確な効果を得ることができなくなってしまいます。
ここからは、補聴器の買い替え時に参考にしていただきたいオススメ機種を紹介していきますね。
買い替えるときに知っておきたいオススメの補聴器!
愛用してきた補聴器を買い替えるときに知っておくといいのが今の補聴器についてです。
購入したときには無かったであろう高性能な補聴器が今多くあり、雑音の抑制やマイクの機能に関しても今お使いの補聴器と同価格で更に性能がよくなっています。補聴器は数年経つと新機種が発売されるのですが、最近では電池を使わない充電式など補聴器はドンドン進化しているんです。そこで今回は買い替えをする時に選びたいオススメ機種を紹介していきます!
今オススメの補聴器ベスト3
当店で選んだおすすめの補聴器を紹介します。
充電式補聴器 シーメンス・シグニア セリオン
電池交換がわずらわしく感じるなら電池交換不要の充電式補聴器がおすすめ!使い方もカンタン便利です。乾燥剤を使わなくても充電中に乾燥してくれるので安心です。使わないときは充電器にセットしておくだけでオッケー!
使用可能時間 4時間でフル充電 約7時間使用可能
片耳価格 | 電池 | 評価 |
---|---|---|
243,200円から553,200円 | リチウムイオン電池(充電池) | ★★★★ |
超小型補聴器 フォナック バートBチタン
補聴器をしているのを気づかれたくない、目立たないモノがいい方はフォナックのバートBがおすすめ!補聴器をつけているのは一目ではわからないほど小さいサイズです。耳あな型のオーダーメイド補聴器ですので聴力や耳の状態によっては作れない場合があります。バートBチタンについて詳しくはこちら
電池時間 約65時間から90時間
片耳価格 | 電池 | 評価 |
---|---|---|
390,000円から550,000円 | PR536 | ★★★★★ |
ブルートゥース対応補聴器 フォナック Bダイレクト
電話をよりスムーズにしたい、そんな方にオススメなのがフォナックの電話に特化した最新補聴器Bダイレクトがおすすめです。お持ちのスマートホンと簡単にワイヤレス通信でき、ハンズフリーでの通話ができます。(一部対応できない携帯電話もあります)補聴器で電話をスムーズにするならこのBダイレクトが一番よいかと思います。営業で電話回数が多い方などにはとても役に立つでしょう。フォナックBダイレクトについて詳しくはこちら
電池時間 約90時間から140時間
片耳価格 | 電池 | 評価 |
---|---|---|
270,000円から520,000円 | PR48 | ★★★★ |
上記の3つの様な最新補聴器がオススメですね。
各メーカーによって同タイプの機種がありますが価格や性能に違いがあるので販売店で確認しましょう。
ここからは、補聴器を買い替えるのに必要な費用についてご紹介していきますね。
補聴器買い替えの費用について
補聴器を買い替える時に気になるのが補聴器の価格と相場です。
前に買った時と比べて性能がいいなら値段もやはり高くなっているのではと思うかもしれませんが、種類によれば以前買った補聴器よりも安く買える場合があります。今ドキの最新機種の価格相場をご紹介します!
最新の補聴器の値段について
最新の補聴器の相場を種類別にご紹介します。
補聴器は主に以下の3種類が主流ですね。
補聴器は安いモノで片耳50,000円から、高くなるとおよそ片耳500,000円です。
価格が高い機種は補聴器の音質や細かな調整が可能になってより快適な聞こえとなります。
ここからは、補聴器を購入する時に選べる方法についてご紹介していきますね。
補聴器の選べる購入方法について
補聴器の支払い方法はお店によっても違うでしょう。
しかし、だいたいのお店では現金もしくはクレジットカードによる支払いになるのではないでしょうか。一括で支払いしか無理だというお店もあるのかもしれませんが、最近ではカードによる分割払いやローンを組めるお店もありますね。
支払い方法については相談するお店で確認しておくと安心できますね。
購入前に試聴やレンタルをしてみましょう
購入する前に補聴器の性能や種類に問題はないか試聴とレンタルをしておきましょう。
最近では試聴とレンタルは当たり前となってきていますが試さずに購入するよりかは試して効果を知ってから買うのがいいのではないでしょうか。
ここからは、福祉制度を利用した購入方法をご紹介していきますね。
補聴器の購入で補助金を使う
補聴器を買う時に知っておくとよい特別な購入方法をお教えします。
以前、補聴器を買った時より聴力に変動があり障がい者手帳の取得に該当する聴力になった場合は手帳の申請をすることでお得に補聴器を入手することができます!
ここで注意していただきたいのがこの補助金というのはお金が貰える訳ではないということです。
この役所から支給される金額=補聴器ということで、お金ではなく補聴器現品でのお渡しとなりますので予めご確認ください。
支給される補聴器について
福祉対応の補聴器は価格が安いですが決して悪い性能ではありません。
福祉制度で支給される補聴器は決まっています。ほとんどの場合が片耳のみの耳かけ型補聴器とイヤモールド(耳栓)での支給となります。耳あな型オーダーメイドは特別な理由がない限り支給されません。(仕事でヘルメットの着用がある、身体的理由で耳あな型ではないと装用ができないなど)指定医師に書いて頂く意見書を元に支給される補聴器が決定します。
メーカーによれば防水加工がされているモノもあったり、ボリューム変更がしやすいモノもあります。福祉対応の機種は耳かけ型のみで、見た目的に言えば少し大きい形状です。
難聴が進んでしまったかもしれないと気になったら一度聴力を調べてみるといいでしょう。
まとめ
補聴器の買い替えにオススメな方法や機種について紹介しました。
補聴器は簡単に買い替えを決めることが難しいですが、ある程度使用が困難になる前に買い替えると以前のモノは予備としても使えますし壊れてからすぐに作るのもできないこともあります。
決まった買い替えの時期はないですが、目安の5年間をめどに買い替えるのがいいでしょう。快適に生活を送れる性能の補聴器に買い替えればあなたの生活も更に充実するのではないでしょうか。
納得のできる補聴器に買い替えることで前よりもよく聞こえる楽しい生活が待っています。