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【令和7年】クロス補聴器購入前に確認すべき10の注意点!

クロス補聴器 購入 注意点

こんにちは、大阪の補聴器専門店リスニングラボのスガイです。片耳難聴でお悩みの方に「クロス補聴器」をご提案することが多いのですが、購入を検討される際には確認しておくべきポイントがいくつかあります。令和7年(2025年)現在、クロス補聴器の技術も進化し、選択肢も広がっていますが、その分どれを選べばよいか迷われる方も多いんですよ。

今回は、クロス補聴器を購入する前に確認しておくべき10の注意点について、わかりやすく解説していきます。片耳難聴でお悩みの方やご家族の方に、ぜひ参考にしていただければと思います。

コマちゃん

クロス補聴器をためしたいけど、種類が多くてわからない😰 失敗したくないから、どれを選んだらいいのか不安で…💦

だいきちくん

たしかにクロス補聴器は種類がたくさんあるね!でも大丈夫✨ 気をつけるポイントを確認しておけば、きっと自分に合うものが見つかるよ💡

コマちゃん

そうだよね😅 でも、どこで相談したらいいのかな…? 変なところで相談して、後悔したくないし😟

だいきちくん

相談は補聴器の専門店に行くのがいいね!💪 補聴器専門店のスタッフがしっかりサポートしてくれるから、安心して相談できるよ✨ きっと良い解決策が見つかるね!

目次

クロス補聴器とは?基礎知識と仕組み

クロス補聴器 しくみ

クロス補聴器は、片耳難聴(一側性難聴)の方のために開発された特殊な補聴システムです。通常の補聴器と大きくことなる点は、聞こえない側の耳で集音した音を、聞こえる側の耳に届けるしくみになっているところです。

具体的には、聞こえない耳にクロス補聴器を、聞こえる耳に補聴器を装着します。送信機がマイクで音をひろい、その音声を補聴器に送ることで、聞こえない側からの音も聞こえる耳で聞くことができるようになります。

クロス補聴器には主に2種類のシステムがあります。

CROSシステム

片耳の聴力が正常で、もう片方の耳に高度~重度の難聴がある方向けです。聞こえない側にクロス補聴器、聞こえがいい耳に補聴器を装着します。

BiCROSシステム

聞こえる側の耳にも軽度〜中度の難聴がある方向けです。聞こえない側にクロス補聴器、聞こえる側に補聴器を装着します。このシステムなら、聞こえる側の耳の難聴も同時にカバーできますよ。

クロス補聴器は、先天性難聴、突発性難聴、ムンプス難聴(おたふく風邪)などで片耳の聴力が低下した方に効果的です。

それでは、購入前にぜひ確認していただきたい10の注意点を見ていきましょう。

クロス補聴器を購入する前に確認すべき10の注意点

クロス補聴器 10 ポイント

事前に専門的な聴力検査、測定を受ける

クロス補聴器を検討される前に、まずは耳鼻科での専門的な聴力検査を受けることが大切です。正確な聴力検査なしには、最適な補聴器は選べません。

聴力検査では、両耳それぞれの聴力レベルが測定されます。測定結果によって、適している補聴器の種類がわかってきます。また、片耳難聴の原因や進行状況によっても、最適な補聴器が変わることがあります。

時々お客様から「この耳はまったく聞こえないから」とおっしゃる方がいらっしゃるのですが、実際に測定してみると聴力が残っていることがあります。そういった場合は、クロス補聴器とは別のアプローチが適している可能性もあるんですよ。

補聴器の検討前に、耳鼻科医と相談し、正確な聴力データを取得しておきましょう。そのデータを持って補聴器専門店に相談されると、より的確なアドバイスを受けることができますよ。

自分の聴力状態を正確に理解する

聴力検査、または測定の結果をもとに、ご自身の聴力状態を正確に理解することが次のステップです。クロス補聴器を選ぶ上で特に重要なのは、以下の点です。

  • 難聴耳の聴力
  • もう片方の耳の聴力
  • 難聴の原因や治療の有無

補聴器選択において、聴力状態を把握しておくのは当然で、正確な聴力がわからなければ補聴器をあわすことはできません。

生活スタイルに合わせた選択

クロス補聴器を選ぶ際には、ご自身の生活スタイルを考慮することも重要です。どんな場面で聞こえにくさを感じているのか、使用される生活シーンを考える必要があります。

活動環境の考慮

仕事環境や日常的に過ごす場所の音環境によって、必要な機能がことなります。

  • オフィスワークが中心の方:会議や電話での会話をサポートする機能
  • 外出が多い方:風切り音低減機能や自動環境認識機能
  • 飲食店やカフェでの会話が多い方:騒音抑制機能

使用時間の検討

1日どれくらいの時間使用するかによって、バッテリー持続時間や充電式か電池式かといった選択肢も変わってきます。長時間使用される方には充電式が便利かもしれませんね。

選ぶクロス補聴器によって使用感や性能が違うので、生活の中で何を大切にしたいかをぜひ考えてみてください。

音質と機能のバランス

クロス補聴器を選ぶ際には、音質と機能のバランスも重要なポイントです。最新の補聴器はさまざまな機能をそなえていますが、すべての機能が全ての方に必要というわけではありません。

雑音抑制機能

騒がしい環境でも会話を聞き取りやすくする機能です。レストランや人混みでの会話が多い方には特に重要です。令和7年の最新モデルでは、AIを活用した雑音抑制技術が進化しており、より自然な会話体験ができるようになっています。

音質調整機能

音の高さや低さ、音量などを細かく調整できる機能です。お客様の聴力特性や好みに合わせて、専門家が最適な設定を行います。

Bluetooth連携機能

スマートフォンと連携し、通話や音楽をワイヤレスで聞くことができる機能です。スマホをよく使う方には便利ですが、使わない方には不要かもしれません。

補聴器側の機能が多ければ多いほど良いというわけではなく、ご自身の使い方に合った機能を選ぶことが大切です。私たちの店舗では、お客様のライフスタイルに合わせて、必要な機能を絞り込むお手伝いをしています。

装用感と見た目の考慮

クロス補聴器を長く快適に使い続けるためには、装用感と見た目も重要な検討ポイントです。

サイズと形状

耳の大きさや形状に合ったサイズを選ぶことで、装用感が大きく向上します。当店では試着用のデモ機をご用意していますので、実際に装着感を確かめることができます。

目立ちにくさ

見た目を気にされる方には、より小型の機種がおすすめです。また、補聴器のカラーを髪色と近い色を選ぶと、より目立ちにくくなります。最近は、シルバーやレッドなど、おしゃれな色合いの補聴器もふえています。

操作性

ボタンの大きさや操作方法も重要です。とくに手先の器用さに不安がある方は、操作が簡単な機種が便利です。

クロス補聴器を選ぶときには見た目だけでなく、使いやすさも重要なポイントです。

バッテリー持続時間と種類

クロス補聴器の使用時間や利便性に直接関わるのが、バッテリーの問題です。令和7年現在、充電式の補聴器が主流になりつつあります。

充電式の利点

  • 電池交換の手間がなく、経済的
  • 環境にやさしい
  • 1回の充電で終日使用可能なモデルが多い

電池式の利点

  • 充電器を持ち歩く必要がない
  • いつでもすぐに電池交換可能
  • 旅行先など充電設備のない場所でも安心

注意したいのは、クロス補聴器は通常の補聴器よりも電池の消費が早い傾向があることです。これは、常に通信を行っているためです。そのため、バッテリー持続時間が短いと感じる方も多いです。

お客様の中には、「外出先で電池が切れるのが不安」という方もいらっしゃいます。そういった方には、予備の電池を持ち歩くか、急速充電機能付きの充電式モデルをおすすめしています。使用状況を考えて選択することが大切です。

防水・防塵性能のチェック

クロス補聴器は精密機器ですので、水や汗、ほこりなどから守ることが大切です。最新モデルでは、防水・防塵性能が向上していますが、製品によって保護レベルがことなります。

防水性能の確認

IP(国際保護規格)の数値で表示されています。数字が大きいほど保護レベルが高くなります。最近のほとんどの補聴器にはIP68となっています。

生活環境に合わせた選択

  • 汗をかきやすい方、スポーツをする方:防汗性能の高いモデル
  • 海や温泉に行く機会が多い方:防水性能の高いモデル
  • ほこりの多い環境で働く方:防塵性能の高いモデル

専用のドライケースなどのアクセサリも併用することで、補聴器の寿命を延ばすことができます。これらも購入時に一緒に検討されるとよいでしょう。

試聴期間とサポート体制の確認

クロス補聴器は高額な買い物ですので、購入前にしっかり試聴することをおすすめします。また、購入後のサポート体制も重要なポイントです。

試聴の重要性

クロス補聴器は、実際に使ってみないとその効果を実感しにくいものです。多くの補聴器専門店では、試聴期間を設けています。この期間に、さまざまな環境で使用してみて、ニーズに合っているか確認しましょう。

サポート体制の確認

購入後のサポート内容も事前に確認しておくことが重要です。

  • 調整やクリーニングは無料か有料か
  • 保証期間はどのくらいか
  • 故障時の対応はどうなっているか
  • フォローアップの頻度

当店では、購入後も調整やクリーニングを無料でおこなっています。お客様の聴力や生活環境の変化に合わせて、常に最適な状態に調整することが大切だからです。

補聴器のクリーニングや点検などは購入後のアフターケアとして重要です。購入後も継続的なサポートが受けられるかどうかもチェックするポイントですね。

コストの確認

クロス補聴器は通常の補聴器より費用が高くなる傾向があります。これは、2つの機器(クロス補聴器と補聴器)が必要なためです。購入前には、費用面でもしっかり検討しておくことが大切です。

価格帯の確認

クロス補聴器の価格は、補聴器の機能や性能によって大きくことなります。

両耳分(補聴器とクロス補聴器)が必要ですので、ある程度の予算を念頭においてください。

助成金や補助金の確認

自治体によっては、補聴器購入に対する助成制度があります。また、障害者総合支援法による補聴器購入費の助成や、自治体独自の補助金制度があります。令和7年(2025年)現在、多くの自治体が高齢者向け補聴器購入費助成事業を実施しています。

障害者総合支援法による補助

身体障害者手帳(聴覚障がい)をお持ちの方は、障害者総合支援法に基づく補装具費支給制度を利用できます。この制度では、補聴器購入費の一部が支給されます。ただし、認定される規定聴力は高度難聴以上からですので、軽度や中等度の難聴では認定されません。

手続きの流れは以下のようになります。

  • 市役所の障害福祉課で申請書類を受けとる
  • 指定された耳鼻咽喉科で診断書を書いてもらう
  • 補聴器販売店で見積書をもらう
  • 必要書類を提出し、補装具費支給券が発行される
  • 補聴器販売店で補聴器を購入

ただし、クロス補聴器は支援法対象機種にはならないので基本差額購入になります。

メーカー保証とアフターサービスの確認

クロス補聴器を長く安心して使うために、メーカー保証とアフターサービスの内容も確認しておきましょう。高額な買い物だからこそ、しっかりとした保証がついているか確認することが大切です。

メーカー保証の内容

多くのメーカーでは、1〜3年の保証期間を設けています。この期間内であれば、故障した場合に無償で修理してもらえることが一般的です。ただし、水没や落下などの取扱不注意による故障は保証対象外となることもあるので、保証条件をよく確認しておきましょう。

延長保証サービス

一部のメーカーでは、有料で保証期間を延長できるサービスも提供しています。頻繁に修理が必要になる可能性がある方は、延長保証の加入も検討する価値があります。

修理対応期間

購入する補聴器の修理対応期間も確認しておきましょう。一般的に、メーカーは製造終了後5年は修理部品を保有していますが、機種によってことなります。長く使いたい方は、なるべく発売開始時期が新しいモデルを選ぶとよいでしょう。

当店では、修理期間中の代替機の貸出サービスもおこなっています。「修理中に補聴器がないと困る」という声をよく聞きますので、そういったサービスがあるかどうかも確認しておくとよいでしょう。

まとめ:クロス補聴器選びで失敗しないために

クロス補聴器 購入

クロス補聴器は片耳難聴の方にとって、日常生活の質を大きく向上させる素晴らしい技術です。しかし、高額な買い物だからこそ、購入前にしっかりと検討することが大切です。

今回ご紹介した10の注意点を振り返ってみましょう。

  1. 事前に専門的な聴力検査を受ける
  2. 自分の聴力状態を正確に理解する
  3. 生活スタイルに合わせた選択
  4. 音質と機能のバランス
  5. 装用感と見た目の考慮
  6. バッテリー持続時間と種類
  7. 防水・防塵性能のチェック
  8. 試聴期間とサポート体制の確認
  9. コストの確認
  10. メーカー保証とアフターサービスの確認

特に大切なのは、専門家のサポートを受けながら選ぶことです。当店リスニングラボでも、お客様一人ひとりの聴力状態や生活環境に合わせて、最適なクロス補聴器をご提案しています。

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