子供のかわいい補聴器を人気ランキング形式でご紹介しています。お子さんに補聴器の装用が必要になったら親御様は慎重に補聴器を選ぶのが大切です。見た目がかわいい、綺麗だけでは補聴器を選ぶのは難しいでしょう。
耳の痛みや違和感、聞こえの改善、難聴の度合いなど、お子様に最適な補聴器選びを心がけましょう。お子様の聞こえの様子が気になれば、まずは専門の耳鼻科医師の診察を受けるようにしてください。
補聴器の装用を医師からすすめられているけど、補聴器は種類も多く選び方がよくわからず悩むかと思います。当サイトでは、人気があるオススメな子供用補聴器を補聴器専門店スタッフが紹介していますのでぜひご参考ください。
子供に補聴器を着けるにもさまざまな悩みがあるかと思いますが、補聴器は早期の装用が大事ですのでしっかり向き合わなければいけません。
ここからは、子供の難聴について説明していきますね。
子供の難聴について
難聴は年配の方だけにおこるわけではなく、小さな子供でも発症します。子供の難聴は発見するのが難しく、慎重に専門の病院で検査をする必要があります。近年では新生児聴覚スクリーニング検査の普及により、早期に子供の難聴が発見されるケースが増えてきているようです。新生児1,000人のうち、1~4人に難聴が見られています。
難聴は早期の発見がとても大事で、適切な療法を受ければコミュニケーションや言語の発達の改善をおこなえるんです。しかし生後すぐには聴力の確定は難しく、新生児聴覚スクリーニング検査でもし難聴の可能性があったら、精密な検査を受けなければいけません。
子供に起こる難聴について
難聴には先天性と後天性があります。先天性は生まれつきの難聴で約50%が遺伝によると言われており、遺伝以外では病気や胎内感染のほかに出生時にもおこります。生まれてから病気にかかったり、外傷により難聴になるのが後天性となります。
お子さまの難聴の原因をお知りになりたい場合は、かかりつけの医師にお聞きになるのが一番です。以下の項目は難聴になると改善させなくてはいけません。
言語の発育
難聴児の場合、早期に補聴器を装用して、クリアな音を聞くのが言葉の理解や発音に影響してしまうんです。補聴器でよりよい聞こえを確保するのがまず大切で、それでも難しい場合には正しい言語の発音を学んで改善させる方法もあるようです。
発音をよくするための専門的な指導は言語聴覚士より受けれます。
そのほかには特別支援学校、病院、などの施設で指導をおこなっていますね。発音には慣れが必要で、練習には時間がかかるため、長期で取り組まなくてはいけません。
学習やコミュニケーション
家庭内では距離の関係で子供がどのように聞きとっているか状況を把握しにくいです。口元の確認や、その場の状況で補っている可能性が考えられるためです。小学校に通うようになると集団生活になり、学校の先生の話も常に近い場所で聞けるとは限らないですよね。
勉強やコミュニケーションの多くを教わるようになる中で、うまく聞こえなければ今後の学習にも影響がでてしまいます。
ここからは、難聴の原因についてご紹介していきますね。
子供が難聴になる原因
子供の難聴(小児難聴)になる原因は、遺伝的な要因であったり、病気(胎内でのウイルス感染)や外部からの衝撃などの外傷によりおこります。
遺伝や出生時におこる難聴は防げないですが、外傷などであれば大きな音から耳を守ってあげたり、事前に予防もできますね。難聴の原因は病院の検査により判明しますが、突発性難聴など、一部原因がわからない片耳難聴を発症する場合もあるんです。
難聴の治療について
子供の難聴の治療は生後6ヶ月までにおこなうのがいいと言われています。早期で治療をおこなえば、よりコミュニケーション能力を身につけれる可能性があるためです。難聴の治療は医師と相談をし、どの治療方法をおこなうのか年齢や性格、難聴の程度も踏まえて考えなくてはいけません。
お子様の成長によって治療方法を変更するなどもできるようです。難聴の中でも伝音性難聴で治療を繰り返す可能性が高い場合には手術が考えられます。
難聴の改善をするためには、補聴器を両耳につけて聞こえを実感してもらい、言葉の教育をしなくてはいけません。補聴器はお子様の言語の能力を発達させるために使用するのに大変よいとされています。
難聴のサインに気づくには
子供の難聴にいち早く気づくには、お子様の様子をしっかりと確認しなくてはいけません。
おもに難聴の疑いがあるかもしれないという行動や様子があります。
- 大きな音に反応しない
- 生後9ヶ月でもことばを発しない
- 3歳までに単語を言えない
- 周囲のお子様よりことば数が少ない
- 聞き返しが多い
- テレビの音量を大きくする
補聴器は何歳から着けれるのか
最近では新生児聴覚スクリーニングを受けて、乳児期に難聴が診断されるようになりました。そのため早期に難聴の発見ができるようになり、生後数か月から補聴器の装用をするという例が増えています。
補聴器を何歳からつければいいという決まりはとくにありません。医師とも相談したうえで、できれば早期での補聴器装用をしてあげるのが今後のお子様の成長を考えると望ましいです。
ここからは、子供の補聴器選びについてご紹介しますね。
子供の補聴器の選び方
子供の補聴器はどの補聴器を選んでもいいという訳ではありません。補聴器メーカーで扱っているメーカーと無いメーカーがありますが、子供用として販売されている補聴器があるんです。大人の補聴器と比べてかわいいデザインが多くあります。
子供用の補聴器は耳かけ型補聴器の装用が基本とされています。理由として、耳あなの形状は成長とともに変化しますので、耳あな型補聴器を作れば5年経過する前に耳あなに合わなくなる可能性が高いです。成人すれば補聴器のタイプは好みでお選びできます。あとは補聴器のカラーや大きさなど、お子様の好みで選ぶのがいいでしょう。
子供の補聴器を選ぶポイント
子供の補聴器は自分が着けるモノではないので選びにくいイメージもあるかもしれません。子供はよく動いたり、汗や水濡れなどの機械破損の心配もあるかもしれません。見た目に関してもカラフルで楽しく着けれるようなデザインがいいでしょう。
- かわいい補聴器
- 目立ちにくい補聴器
- 使いやすい補聴器
- 会話の方向性がわかる補聴器
- 安全性がある補聴器
補聴器の価格と相場
補聴器の価格相場ですが、大人用の補聴器とあまり変わらない価格相場になっています。補聴器は性能によって価格が変わりますので、装用する子供を思って選択する必要があるでしょう。
子供用の補聴器の価格相場は片耳でおよそ130,000円から400,000円で販売されています。性能が変われば雑音の抑制をより強くできたり、より音質の調整を細かくできるので音質が向上するんです。お子様が使う補聴器は価格と性能のバランスを考えて選ばなければいけません。
ここからは、子供にオススメの補聴器をご紹介していきますね。
子供用のかわいい補聴器人気オススメ3選
子供用の数少ない補聴器でとくにオススメできる補聴器は、カラフルでポップなデザインが多いです。楽しく着けれるようなかわいいデザインが揃っていますよ。バリエーションも多いのでお気に入りの補聴器が見つかるでしょう。
オーティコン センセイプロ
- デンマーク
- BTEタイプ
- 2年保証
- 13電池
- ワイヤレス通信可
オーティコン補聴器の子供用の耳かけ型補聴器です。パワーも出せる補聴器なので子供の言葉の聞きとりを補助してくれます。子供用の補聴器なので色の使い方や見た目にかわいい印象があり、補聴器の装用に感じるマイナスイメージを軽減してくれるでしょう。補聴器の性能も対応年齢に合わせたフィッティング計算式を使っているので、お子様の聞こえの改善をしてくれます。
センセイプロのポイント!
- 子供に着けやすいサイズ
- カラフルな色を選べる
- 安全に設計されたデザイン
- 自然な聞こえ
- オーダーメイド耳栓で装用が安定
- ワイヤレス通信機器に対応可能
片耳市場価格相場 | 200,000円 |
電池寿命 | 最大約240時間 |
適応聴力 | 中度難聴から重度難聴 |
指向性 | 環境適応型指向性 |
チャンネル数 | 10ch |
おすすめ度 | ★★★ |
スタッフレビュー
オーティコン補聴器のお子様用BTEタイプ、センセイは子供の成長に必要な音の情報をしっかりと耳と脳に届け、言語の発達や発音能力をサポートしてくれる医療機器です。大人用の補聴器にはない、かわいいカラフルなお色も選べるのでお子様も楽しく着けていただけるようなデザインです。補聴器の機能の一つであるスピーチガードEは、音声情報をより正確に伝えて、自然にある実際の音に出来るだけ近づけた強弱やイントネーションの音を再現してくれるでしょう。この機能で子供たちは騒音がある環境でも言葉を聞き取る能力の向上が期待できます。乳幼児から10代のお子様の成長と環境にあわせて柔軟に対応できる補聴器です。
フォナック スカイB70-P
- スイス
- BTEタイプ
- 2年保証
- 13電池
- ワイヤレス通信可
フォナック補聴器の子供用の耳かけ型補聴器です。スカイBは0歳から18歳までが対象年齢となっています。活発な子供でも安心して使える防水加工がほどこされていて、本体の強度も従来の補聴器よりあがっているのでより故障するリスクが少ないです。スカイBは子供が安全に使えるように考えられた補聴器となっています。
スカイB70のポイント!
- カラフルでかわいいデザイン
- ロジャー対応
- 安全性の高い筐体
- LEDライトで動作状況がわかる
- 自動調整で快適な音質
- ワイヤレス接続機能が使える
片耳市場価格相場 | 280,000円 |
電池寿命 | 最大約220時間 |
適応聴力 | 軽度難聴から高度難聴 |
指向性 | ウルトラズーム指向性 |
チャンネル数 | 16ch |
おすすめ度 | ★★★★ |
スタッフレビュー
フォナック補聴器のスカイBは、子供の聴覚をしっかりサポートしてくれる補聴器です。かわいい色の組み合わせができるポップなデザインですので、お子様にも好んでいただけるでしょう。オートセンスOSによる、環境に適した音質へとバランスを整えてくれるすぐれた性能をしています。補聴器のボタンを押したりしなくても、電池を入れただけでそのまま補聴器にまかせて大丈夫。オプションで電池ホルダーのロックが可能で、間違えて電池を飲み込むなどの事故が起きないように工夫がされているので安心できますね。そのほかにも、補聴器の外側にあるプログラムスイッチが光り電源や電池残量、ロジャーなどの使用状況などをお知らせしてくれる機能です。保護者の方や先生がひと目で確認できます。補聴器本体には強度があるので破損のリスクを最大限減らしてくれます。防水、防塵、強度があるので遊びざかりのお子様にも使っていただけますよ。(高度難聴、重度難聴用のSPとUPタイプも選べます。)
フォナック スカイB90 RIC
- スイス
- RICタイプ
- 3年保証
- 13電池
- ワイヤレス通信可
フォナックの子供用補聴器の耳かけ型RICタイプです。より目立ちにくく、快適なつけ心地を可能にしたのがRICタイプのモデルで、こちらは対象年齢が8歳以上から18歳までとなります。RICタイプは外部レシーバーなのでパワーを変えれるので、あらゆる難聴度に対応できるんです。フォナックのスカイBは自動に音質調整してくれるオートセンスOS機能をはじめ、快適性を重視した音で聞こえをサポートしてくれるでしょう。
スカイB90のポイント!
- 環境に合わせる音質調整機能
- 安心の防水、防塵加工
- 難聴の程度によって選べるパワー
- 豊富なカラーバリエーション
- 本体の強度がアップ
- サウンドリカバー機能搭載
片耳市場価格相場 | 400,000円 |
電池寿命 | 最大約180時間 |
適応聴力 | 軽度難聴から重度難聴 |
指向性 | ウルトラズーム指向性 |
チャンネル数 | 20ch |
おすすめ度 | ★★★★★ |
スタッフレビュー
フォナックのスカイBの耳かけ型RICタイプは、装用しやすい目立ちにくいサイズで、つけ心地もよいです。片耳が聞こえないというお子様であれば、片耳難聴用のクロスBとも互換性がありますので組み合わせてお使いください。3歳からが対象で、子供が安心して使えるように防水、防塵加工がしっかりほどこされているので故障のリスクを減らすように工夫されています。18歳まで対応していて、見た目が気になる年頃でもRICタイプであれば抵抗感があまりなくお使いいただけるでしょう。補聴器のカラーは目立ちにくい色もありますし、かわいい色でおしゃれにできますよ。BTEタイプと違い、外部レシーバーなので大きな聴力の変動にも対応できるのもポイントの一つですね。B90は音の調整も自動で補聴器がしてくれるのでさまざまな環境の変化にも対応しやすく、プレミアムな音質で聞こえを補ってくれます。
子供用として販売されている補聴器はあまりメーカーや機種の種類がありません。数少ない種類の中から見た目も大事ですし、機械の性能にも目をむける必要がありますね。
ここからは、子供用の補聴器についての注意点をご紹介しますね。
子供の補聴器に関する注意事項
子供の補聴器を選ぶとき、かならず病院で検査を受けて補聴器の適応が望ましいかどうかを診断していただくのが重要となります。病院にも行かず、聞こえが悪い様子なので補聴器店に行く、というのは間違いです。
万が一、その販売店がそのまま補聴器を販売してしまうと考えるとこわいですね。病院でしっかり診ていただくと、補聴器で装用の効果を得られるのか、または補聴器の適応が難しいので人工内耳の方がいいなど適切な診断がされるでしょう。
補聴器の取扱いにも十分気にしてあげる必要があり、部品を飲み込んでしまったりしないように見てあげなくてはいけません。最近の子供用の補聴器には電池の誤飲を防ぐようにロックが付けれたり、安全性には配慮されています。
聴力に適しているか
補聴器は対応する聴力でパワーを選べます。子供用の補聴器は医師としっかり連携をとった補聴器販売店が対応すると思いますので、大丈夫かと思いますがお子様の聴力に補聴器が対応できるかどうかが大事です。思うように聞こえなければ、今後の成長にも大きく影響します。
耳にあっているか
子供の耳は次第に変化していき、はじめは小さい耳あなも成長とともに大きくなるケースが多いです。基本的には耳のカタチをとるオーダーメイドのイヤモールド耳栓を取り付けますが、補聴器購入時には耳にあっていた耳栓も年数が経てば合わなくなってくる場合があります。
そのような変化にも気づいてあげなくてはいけません。補聴器の耳栓があっていなければ落として紛失したり、ピーピー音がもれるハウリングがおきる、聞こえがうまく改善できない可能性があります。
ここからは、購入後の補聴器のメンテナンスについてご紹介していきますね。
補聴器のメンテナンスや調整
子供の補聴器は購入後にも定期的なメンテナンスや調整が大事です。補聴器は購入したあともアフターケアをして使うモノで、補聴器を装用していくうえで気づいたコトをもとに調整をする必要があります。
よく遊ぶお子様であれば汚れたり、破損の心配も出てきますので定期的に購入した補聴器店に点検してもらうのがおすすめですね。
補聴器の修理対応
子供用の補聴器には、購入したタイプによって保証期間が存在し、その期間であれば自然故障の場合は無償で修理をしてもらえます。パーツの交換などのメンテナンスは補聴器店でもおこなえるコトがありますが、補聴器店では内部機械の修理はできず、メーカーに補聴器を送る対応になるんです。
修理に出している期間は補聴器のレンタルを利用しましょう。基本メーカーの保証は1年か2年、もしくは3年です。
ここからは、難聴の子供の補聴器補助についてご紹介しますね。
難聴児の補聴器補助について
難聴のレベルにより日本では補聴器の補助を受けれる制度があります。補助を受けるには条件がありますので、かかりつけの医師に確認をとるのもいいでしょう。
難聴のレベルが補助制度に該当するのであれば、聴覚での障害者手帳の交付と補聴器支給の対象となります。( フォナックのスカイV30が総合支援法対象機種となります。)
障害者手帳の取得をすれば、5年ごとに補聴器の福祉対応補聴器の支給を受けれます。
補聴器の補助制度は必ず手帳の取得が必要にですが、難聴児や高齢者で手帳取得にみたない難聴レベルであっても、お住まいの地域で補助制度(助成制度)を受けれる地域があるんです。
もし助成制度を取り入れている地域にお住まいで、条件に該当するようであれば補聴器購入の補助対象になるので、相談に行くのをオススメします。
まとめ
子供用の補聴器のオススメをご紹介しました。子供が使う補聴器を選ぶにはまずは病院でしっかり治療や検査を受けてからにしましょう。聞こえが悪いようだからといきなり補聴器店に行かないようにしてくださいね。
子供の難聴は早い段階で改善させてあげなければ今後の成長に大きく影響します。早い段階でお子様の難聴に適した補聴器を選べれば、これからの人生をより生活しやすいように聞こえを改善してくれるでしょう。