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補聴器と集音器の違いを知って後悔しない選び方がわかる!

補聴器 集音器 違い

こんにちは!大阪の補聴器専門店リスニングラボ心斎橋店のスガイです。

最近、お客様から「補聴器と集音器って何が違うんですか?」という質問をよくいただくんですね。見た目は似ているし、どちらも音を大きくしてくれるので、同じようなものだと思われがちなんですが、実は全然違うものなんです。

私も長年この業界で働いていて、多くのお客様とお話しする中で、「集音器を買ったけど思うような効果が得られなかった」という声をたくさん聞いてきました。そうなんですね、やっぱり違いを知らずに選んでしまうと後悔することが多いんです。

今日は、認定補聴器技能者の視点から、補聴器と集音器の違いについて詳しくお話しして、あなたにとって最適な選択ができるようにお手伝いさせていただきますね。

コマちゃん

だいきちくん、ちょっと相談があるんだけど…😟 最近、母が聞こえにくくなってきてて心配で。補聴器と集音器って何が違うのかな?ネットで見たら集音器ってすごく安いんだけど、安い方を買って後で後悔したくなくて💦

だいきちくん

それは心配だね。実はね、補聴器と集音器は全くの別物なんだよ!💡 集音器は家電製品で、補聴器は医療機器として認められているんだ。だからもしお母さんが難聴と診断されているなら、補聴器を選んだ方が確実だね✨ 医療機器だから一人ひとりの聞こえに合わせて調整できるんだよ!

コマちゃん

そうなんだ…!でも正直、補聴器ってすごく高いよね😰 集音器なら数千円で通販でも買えるし、もし合わなかったらって考えると怖くて。どっちを選べば後悔しないのかな…母には快適に過ごしてほしいけど、失敗したくないし💦

だいきちくん

その気持ち、よくわかるよ!でもね、まずは耳鼻科で詳しく検査してもらうのが一番だね👍 それから補聴器専門店で相談するのがおすすめ!実はね、集音器は買う前に試せないけど、補聴器は購入前に試聴やレンタルができるんだよ✨ だから実際に使ってみて、お母さんに合うか確認してから決められるね!後悔しないためにも、まずは試してみることが大切だよ💡

目次

そもそも補聴器と集音器って何?

集音器 補聴器 違い

補聴器は厚生労働省認定の医療機器

補聴器というのは、厚生労働省から「管理医療機器クラスⅡ」に認定された医療機器なんです。これは聞こえにくさを改善するために作られた、れっきとした医療用の機器ということですね。

私たち補聴器販売店で扱っている補聴器は、すべて商品毎に医療機器認証番号が与えられているんです。つまり、国がその効果や安全性を認めているということなんですね。

集音器は音を大きくする家電製品

一方で集音器は、家電製品として分類される音響機器なんです。周囲の音を一律に大きくする機能を持っていますが、難聴者向けに特別な基準が設けられているわけではありません。そのため難聴と診断されている方のきこえには適応しないことが多いです。

見た目は似ていても、医療機器か家電製品かという根本的な違いがあるんです。

価格の違いとその理由

補聴器 医療機器

多くの方が気になるのが価格の違いですよね。私のお店にいらっしゃるお客様も、最初に「なぜこんなに値段が違うんですか?」とおっしゃいます。

価格帯の比較

機器の種類価格帯特徴
集音器数千円~10万円以内音量増幅、聴力読み込み不可
補聴器片耳5万円~60万円以上音質調整可能、多機能

集音器は手頃な価格で購入できることがメリットですが、補聴器との価格差には理由があるんです。

なぜ補聴器は高いのか?

補聴器の価格が高い理由は、主に機能面とアフターサービスにあります。補聴器には以下のような機能が標準装備されているんですね。

まず、使用者の聴力データを読み込みできて、音量・音質を合わせる機能があります。これがとても重要で、人によって聞こえにくい音域が違うんです。聴力にあわせて音の調整ができるという点は補聴器でしかできません。

また、会話以外の雑音を抑制する機能、不快なハウリング(ピーピー音)を抑制する機能、耳を傷めるような強大音を抑制する機能などもそなわっています。

これらの調整ができるため、「よく聞こえる。」のと同時に「うるささを感じにくい。」ことになります。ここが多くの集音器との大きな違いなんですね。

機能面での決定的な違い

私が日々お客様に説明している中で、最も重要だと感じるのが機能面での違いです。

補聴器の高度な調整機能

補聴器は、聞こえが悪くなっている周波数の音を聞こえやすく調整できるんです。つまり、高音が聞き取りにくい人なら高音を、低音が聞き取りにくい人なら低音を個別に調整していきます。

この細かな調整は、私たち認定補聴器技能者や言語聴覚士といった資格をもった、耳や聞こえに精通した専門スタッフが対応しているんです。専門的な知見をもったプロのサポートが得られる点は、補聴器の装用にあたり、安心感や満足感につながりますよね。

集音器の限界

集音器は、機種や値段による仕様差はありますが、一般的に周波数毎の細かな調整には対応していないものが多く、高音から低音まで一律で増幅します。

人の聴覚は、必要な音声を無意識のうちに聞き分けているんです。雑踏など騒がしい場所でも、会話をしている相手の声が聞き取れるのはこのためなんですね。

しかし集音器は会話の声だけでなく周囲の騒音も一律に増幅することから、騒音に埋もれて会話が聞き取れない・耳が痛くなってしまうといったこともあり得るんです。

購入方法とプロセスの違い

購入方法についても大きな違いがあります。これは私が普段お客様に説明している内容ですが、とても重要なポイントなんです。

補聴器の購入プロセス

補聴器は医療機器なので、販売するには許可が必要で、「販売管理者」が在籍する必要があるんです。管理者は、「医療機器の販売または賃貸に関する業務に三年以上従事した後、別に厚生労働省で定める基準講習を受講した者」と決められています。

補聴器専門店や補聴器の取り扱いのあるメガネ店などで購入する必要があり、購入時には専門家によるカウンセリングや聴力測定が実施されます。そして、一人ひとりの聞こえに合った補聴器の選定や、補聴器の微細な調整がおこなわれるんです。

集音器の購入プロセス

集音器は音響機器のため、一般的な家電量販店などで購入できます。微細な調整に対応する機能はそなわっていないことから、販売時にも一人ひとりの聞こえに合わせた調整はおこなわれません。

オンラインや通信販売でも簡単に購入できるのですが、ここで注意していただきたいのが、Amazonなどで「補聴器」と検索しても、実際には集音器であることがほとんどです。

アフターケアとサポート体制

長年補聴器に携わってきた私が、お客様に一番お伝えしたいのがアフターケアの重要性です。

補聴器の継続的なサポート

補聴器は装用開始後も、聞こえの状態や生活環境が変わるごとに調整を繰り返すため、適切な聞こえを維持できる点が大きな特徴なんです。

実際に、私のお客様でも、最初の調整から数ヶ月経って「会議室での聞こえをもう少し良くしたい」とか「テレビの音をもう少しクリアにしたい」といったご要望をいただくことがよくあります。そういった場合も、細かく再調整させていただいて、より快適にお使いいただけるようにしているんです。

購入後のアフターケアは、補聴器を最大限活用するためにかかせないサービスとなります。

集音器のサポート体制

一方、集音器は微細な調整が可能な機能は備わっていないことから、購入後はご自身で音量を調整するといった対応しかできません。故障時の修理対応などは可能な場合があるものの、定期的なメンテナンスや調整は行われない点が補聴器とはことなります。

安全性と健康への配慮

認定補聴器技能者として、特に気になるのが安全性の問題です。

補聴器の安全基準

補聴器は医療機器として、厚生労働省が定めた効果や安全性などの基準をクリアする必要があります。品質や安全性、有効性について一定の基準をクリアした医療機器として認められているんですね。

補聴器には音を一定以上の音量に増幅させない機能がそなわっているため、騒音などによって耳を痛めないよう調整が可能なんです。これは耳の健康を守るためにとても重要な機能だと思います。

集音器の安全性への懸念

集音器は「家電製品」であり、「管理医療機器」ではありません。難聴者が使用するための基準は設定されていないため、安全性の基準がないことから、耳に負担をかける可能性や聴力にあわすことができません。

高い音も低い音もそして十分大きな音までも、全体的に音を大きくするため、うるさく感じてしまうことも多いようです。長時間使用することで、かえって聴力に悪影響を与える可能性もあるんです。

どちらを選ぶべき?判断基準

では、実際にどちらを選ぶべきか迷った時の判断基準についてお話ししましょう。

聞こえの程度で判断する

まず目安になるのは、ご自身の聞こえに対して感じている不自由の度合いです。日常生活の中で聞こえに不自由を感じる場面がたびたびあるようなら、補聴器を検討したほうがよい可能性があります。

一方、以前と比べるとテレビの音量をやや上げるようになったなど、限られた場面で少々聞こえにくさを感じる程度であれば、集音器で間に合う場合もあるでしょう。

使用目的で決める

会議中に交わされる会話を聞きとりやすくしたいなど、装用する目的によっては補聴器のほうが適していることが想定されます。補聴器は単に周囲の音を増幅するのではなく、会話を聞きやすい音に整え、周囲の雑音は抑えるといった繊細な制御が可能なんです。

集音器は周囲の雑音も一律に増幅することから、装用することでかえって会話が聞こえにくくなることもあり得ます。利用シーンや装用する目的によっては、微細な調整にも対応できる補聴器を選んだほうがよいでしょう。

迷った時は専門家に相談

補聴器と集音器のどちらを選ぶべきか判断に迷った際には、耳鼻咽喉科を受診するのがベターです。聞こえの感じ方には個人差があり、さまざまな原因が考えられます。場合によっては何らかの病気が聴力に影響している可能性があることから、医師の判断を仰いだほうが安心です。

私たちの店舗でも、まずは耳鼻科での診察をおすすめしています。診断の結果、補聴器の装用が適切と判断された際には、補聴器専門店に持参する診断書も作成してもらえますからね。

音質の違いとその影響

音質についてくわしくお話しすると、これが実際の使用感に大きく影響するんです。

補聴器の音質特性

補聴器は、一人ひとりの聴力特性に合わせて音を精細に調整できるため、自然で聞きやすい音質を実現できます。例えば、人が小声で話す声が聞き取りにくいからといって、すべての音を増幅させてしまうと衝撃音などの騒音も増幅されてしまいますよね。

でも補聴器なら、必要な音域だけを適切に増幅して、不要な騒音は抑制することができるんです。これによって、会話は聞きやすくなるのに、うるさく感じることは少なくなるという理想的な聞こえを実現できるんですね。

集音器の音質の限界

集音器は基本的に全体的な音量を上げるだけなので、必要な音も不要な音も一緒に大きくなってしまいます。そのため、騒がしい環境では、かえって聞きたい音が聞こえにくくなることもあるんです。

私のお客様の中にも、「集音器を使ってみたけど、うるさくて使えなかった」とおっしゃる方がいらっしゃいます。そうなんですね、音質の違いは実際の使い心地に大きく影響するんです。

効果的な使用シーンと選び方

具体的にどんな場面で使うかによっても、選ぶべき機器が変わってきます。

補聴器が効果的なシーン

  • 家族との会話を楽しみたい
  • 会議や講演会で話を聞き取りたい
  • テレビや音楽を自然な音で楽しみたい
  • 外出先でのコミュニケーションを改善したい

これらの場面では、補聴器の細かな調整機能が威力を発揮します。特に、複数の人が話している環境や、背景に雑音がある環境では、補聴器の雑音抑制機能がとても重要になってくるんですね。

集音器が適している場面

  • 一人でテレビを見る時に音量を上げたい
  • 室内での会話を聞きたい

これらの比較的静かな環境や、シンプルに音量を上げたい場面では、集音器でも十分な効果が期待できる場合があります。

店舗でのサービスについて

補聴器 試聴 購入

私たちリスニングラボ心斎橋店では、お客様に後悔のない選択をしていただくために、さまざまなサービスを提供しています。

2週間無料レンタルサービス

「補聴器って本当に効果があるのかな?」と不安に思われる方も多いと思います。そんな方のために、私たちは2週間の無料レンタルサービスを実施しているんです。しかも、延長や機種変更も可能なので、じっくりとお試しいただけます。

実際にお客様ご自身の生活環境で使ってみていただくことで、補聴器の効果を実感していただけると思います。いかがでしょう?まずはお気軽にご相談ください。

専門スタッフによるきめ細かなサポート

私たち補聴器技能者が、お一人お一人の聞こえの状態をくわしく測定して、最適な補聴器をご提案させていただきます。購入後も定期的にメンテナンスや調整をおこない、いつまでも快適にお使いいただけるようサポートしています。

よくある質問(FAQ)

Q1: 集音器を使っていますが、効果を感じません。補聴器に変えた方がいいでしょうか?

A: 集音器で効果を感じられない場合は、補聴器をお試しになることをおすすめします。集音器は一律に音を大きくするだけなので、あなたの聞こえの特性に合っていない可能性があります。

Q2: 補聴器は高額ですが、本当にその価値はありますか?

A: 価格については確かに高いと感じられる方も多いのですが、補聴器は医療機器として厚生労働省の認定を受けた機器なんです。個別の聞こえに合わせた精密な調整機能や、継続的なアフターケアを含めて考えると、長期的にはとても価値のある投資だと思います。補聴器の試聴やレンタルの利用でまずはその効果を実感していただければと思いますね。

Q3: 年齢的に補聴器を使うのはまだ早いと思うのですが…

A: 聞こえの問題は年齢に関係なく起こることがあります。私のお客様でも、10代から40代、50代の方もいらっしゃいます。大切なのは、聞こえにくさを感じた時に適切な対処をすることです。放置していると、さらに聞こえが悪くなったり、コミュニケーションに支障をきたしたりすることもあるんです。

Q4: 補聴器の調整はどのくらいの頻度で必要ですか?

A: 調整の頻度は個人差がありますが、最初の1〜2ヶ月はなれるまでに数回調整が必要な場合が多いですね。その後は、季節の変わり目や生活環境の変化があった時、または半年に1回程度の定期メンテナンスをおすすめしています。私たちは購入後のアフターケアをとても大切にしているので、気になることがあれば いつでもお気軽にご相談くださいね。

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