メニエール病でお悩みの方が補聴器を選ぶ時に確認するべき事はあるのか

メニエール病に悩まれている方が補聴器の使用をする際気をつける事はあるのでしょうか?
難聴の症状の一つにメニエール病と呼ばれる症状があります。回転性のめまいや耳鳴り、片耳の難聴を主とする疾患です。
メニエール病は体調などで聴力が変化します。補聴器を選ぶとすればどの様な補聴器にするべきかを紹介します。

目次

メニエール病とは?

メニエール病はどの様な病気、疾患なのか?
主な症状は頭がぐるぐる回る回転性のめまい、片耳の難聴、耳鳴りが主症状になります。
正確な原因は不明とされていますが内耳の障害、内リンパ水腫(内耳のリンパが増えて水ぶくれの状態)によっておこると言われています。
突然の激しいめまいが30分から6時間ほど続きます。同時に難聴や耳鳴り以外にも吐き気や腹痛なども伴います。
症状が出ている時には立っていることができません。横になって安静にするしかありません。
めまいが治まってくると難聴や耳鳴りも戻ってくるがめまいを繰り返すたびに少しずつ難聴が悪化していく事があります。
30代から40代の女性に多くみられ、やせ型で几帳面、神経質な性格の人がなりやすいという統計もあるようです。
精神的なストレスや肉体的疲労、睡眠不足が原因にもなっているようです。初期症状では突発性難聴の可能性もある為、診断の確定には様々な検査を行なう必要があるようです。早期に治療することが重症化を防ぐポイントです。
めまいがあるだけでは正確な診断はされず、難聴、耳鳴り、耳が詰まる感じなどの聴覚症状を伴うめまい発作を反復する。というのが診断基準となります。

メニエール病になるとおこる症状

  • 回転性のめまいを繰り返す
  • 耳塞感を感じる
  • 大きな音などが響く、過敏になる
  • 体調や日による聴力、聞こえ方の変化
  • 音声の聞きとりが困難になる

内耳の障害が原因でメニエール病はおこるとゆわれています。
めまいがする事や日々の聞こえ方の変化など、悩みになる事が多い症状です。

メニエール病の治療について。発症の疑いがあればすぐに病院に行く事が大事です。

メニエール病の疑いがあればすぐに病院、耳鼻科で診察をして下さい。ストレスを溜めない事や精神状態を安定させる事が大切です。
めまいを落ち着かせる薬の投与や手術をおこないます。メニエール病が発症すると発症前の半分程度に聴力が低下すると言われています。
しかし薬の治療により9割くらいまで回復すると言われています。メニエール病での補聴器の使用は症状が安定してからにするのが大事です。

※当店は補聴器専門店です。診断や診察、治療はしておりません。症状の疑いがある時はすぐに耳鼻科へ行っていただきお医者様に診断してもらう事をお勧め致します。

補聴器はどんな物を使えばよいか?

メニエール病で聴力の低下がおこり補聴器の使用を考えているが一般的な補聴器で大丈夫なのか?
聴力にもよりますが一般的な補聴器の使用で大丈夫です。聴力によって補聴器の種類は選定されます。
ただし、メニエール病の特徴の一つに聴力の変動があります。ここが気を付けなければいけないポイントです。

メニエール病の症状を注意した上で補聴器を使用しなければいけません。

補聴器を選ぶ時に確認する事

ボリューム調整ができる補聴器がよい

聴力の変動に対応する為に音量を自分で調整できる補聴器にするのが大事です。
補聴器に使用できるリモコンなども合わせて持っておくと安心です。
この事を考えると扱いやすいのは耳かけ型の補聴器が扱いやすいです。
ただし、耳あな型でも音量調整はできますし、耳あな型の方が適している場合もありますのでよく相談して決める必要があります。

雑音抑制や突発音を防止できる性能の補聴器がよい

メニエール病の症状を踏まえた上で選ぶポイントに雑音を抑える機能や大きな衝撃音などを響かないように抑えれる機能がある補聴器がよいです。
大きな音などに過敏になってしまう傾向があるのでできる限り雑音や大きな音を抑えれる性能がよいです。

プログラム設定を幾つか選べる機種がよい

音量調整が出来るのと合わせてあるとよい機能にプログラム設定ができる補聴器にすると安心です。
プログラム設定でできるのは補聴器のデータ自体の音質、音量の調整をいくつか分けて補聴器に保存する事ができます。
ですので、いつもよりよく聞こえるという時に少し音量感を抑えたプログラムに切り替えるという事が可能です。
補聴器本体のプログラムスイッチでの切り替え、または専用のリモコンで切り替える事ができます。

補聴器の使用は無理をしないという事も大事です。体調が不安定な時などは使用を控えたりしましょう。
特に初めは慣らしていく事が大事なので疲れていたり、体調がすぐれない時は無理をしないようにしましょう。

補聴器を試聴やレンタルでお試ししてみませんか?

メニエール病での難聴と加齢などの難聴はまた違った症状となります。聴力の変動などもある為に調整も少し難しくなります。
補聴器を使用するのは必ず体調が安定してきた頃からにするのが大事です。補聴器を考えられている方におすすめするのが補聴器専門店での補聴器の試聴やレンタルです。購入前に自身の生活環境で補聴器を試しに使用する事ができます。大阪補聴器リスニングラボのレンタルサービスは1週間500円でレンタルしています。片耳、両耳でも変わりません。レンタルする際は身分証明できる物を提示下さい。
大阪補聴器リスニングラボでは自宅や病院先にお伺いする主張訪問サービスもしておりますのでお気軽にご相談下さい。

まとめ

メニエール病でお悩みの方の補聴器を選ぶ際に確認しておく事を紹介しました。
メニエール病は回転性のめまいや体調の変化や日々の聴力変化があります。
まずは必ず適切な治療を受ける事が大事です。補聴器を使用するのは体調や症状が安定してからが望ましいです。
難聴になったからとすぐに補聴器を使用するのは注意が必要です。補聴器を選ぶ時にはメニエール病の症状に適した性能を選ぶ事が大事です。
まずは補聴器専門店で聴力の測定や補聴器の試聴をしてみましょう。
お悩みの方は一度大阪補聴器リスニングラボにご相談下さい。あなたに合った補聴器を提案いたします。

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