補聴器の買い替え時期と選び方【2018年最新版】

補聴器の買い替え時期と選び方を解説していきます!

補聴器は修理やメンテナンスをおこない、大切に使っていてもいつかは買い替えの時期が訪れます。補聴器の経年使用による機械の寿命や難聴が進行して使用している補聴器が聞こえづらくなってくることがあります。今販売されている最新の補聴器は種類も多数高性能なタイプがあって迷うかもしれませんが、用途に合わせてどれを選んだらいいのかスタッフが最新情報を含めてわかりやすくご説明いたします。

補聴器がだんだん聞こえづらくなってきたので修理に出そうか、買い替えようか悩みますよね。補聴器は安い機械ではないので少しためらいもあるでしょう。しかし、補聴器は永久に使える機器ではありませんのでいつかは買い替えが必要とされます。買い替えの時に一番悩むのがタイミングです。まだ使えるけど使用期間も長く、いつ壊れるかわからない状態であったりすると買い替えた方がいいのか悩んじゃいますよね。

補聴器は購入後約5年間が買い替えの目安と言われていますが、必ずその期間で買い替えなくてはいけないという決まりはありません。今使っている機種の使い勝手が悪かったり、もっと快適な聞きとりをしたいのであれば最新の機種に買い替えられるのがいいでしょう。

ここからは、補聴器はいつ買い替えたらいいのか時期についてご紹介していきますね。

目次

補聴器を買い替える時期について

補聴器を長年使っていると故障することもありますし、聴力低下によって聞こえに合わなくなることも出てきます。

ではどのタイミングで買い替えるべきか。補聴器は機種にもよりますが低価格なモノでもおよそ片耳50,000円ほどで高価になると片耳500,000円ほどするので簡単に買い替えを決めるのも難しいですよね。今使っている補聴器の年数や故障頻度などをよく考えて補聴器の買い替えをしましょう。

補聴器の寿命について

補聴器には寿命というのは明確にありません。使用期間が長い方で10年ほど使われている方も中にはいらっしゃいます。

ですのでいつまで使えるかというのは基本的にはありません。5年で買い替えではないのかと思うと思いますがこれはあくまで目安です。そもそもこの5年という年数ですがこれは行政で決められている耐用年数で、耐用年数は家電製品などにもあるのと同じです。補聴器は精密機器なのでいつかは必ず故障が起きたりして修理もできなくなることがあります。

メーカーに修理を出せなくなる時期がいつかは来るのです。 その時期というのが5年なのですが、補聴器は販売が継続されている機種であればその期間は修理に出すことができるのですが販売が終了した機種に関しては終了した期間から5年過ぎてしまうと部品の製造をやめる為修理ができなくなってしまいます。 そうなると必然的に買い替えるしか方法はなくなるのです。 少しでも長持ちさせるには日々のメンテナンスをしっかりすることが重要です。

難聴が進行して補聴器が聞こえづらい

補聴器を買った頃より聞こえにくくなっている場合、補聴器を再調整する必要があります。調整して補えるのなら問題ないのですが調整しても聞こえがよくならない場合は使っている補聴器ではパワーが足らなくなっている可能性があります。補聴器のパワーが足りていなければいくら調整しても十分な聞こえを得ることはできませんので今の聴力に適応する機種に買い替えなければいけません。補聴器には種類により出せるパワーが違いますので補聴器選びを慎重にしなければいけません。

ここからは、補聴器買い替えで失敗しない為の選び方をご紹介していきますね。

補聴器の買い替えで失敗しない選び方!

補聴器を買い替える時に気を付けるべきポイントをご紹介していきます。間違った選び方をするとせっかく買い替えても満足できないかもしれません。補聴器選びには価格や機能、デザインなど様々な選び方があります。その中で注意したい4点を解説していきますね。

自分の使い方に合った補聴器選び

まずはどんな状況であなたが補聴器を使うか、形を変えるかどうかをよく考えましょう。補聴器は使う環境によって選び方は変わってきます。静かな場所でメインに使うのか、騒がしい場所や色んな環境で使用するのかで補聴器のスペックも違いが出てきます。そして補聴器の形状も今使っている形状にするか、変更した方がいいかもよく考えないといけません。今までは耳かけ型で使っていたけど、身体的な理由などで耳穴型にした方がいい場合もあります。ですので同じ形状の方が慣れているので扱いやすいですが必ずしも今と同じ形状で買い替える必要はありません。

補聴器のメーカーも同じメーカーの方が慣れやすいですが必ず同じメーカーで買い替え無くても大丈夫です。

補聴器は主に以下の3種類が主流ですね。

 ポケット型  耳かけ型  耳あな型

一番使いやすい補聴器です。寝たきりの方や簡単なものがいい方はポケット型がいいでしょう。

簡易的な補聴器です。乾電池を使用するタイプが主流です。

価格22,000円~70,000円

耳かけ型補聴器は軽度難聴~重度難聴まで幅広い聴力の方に対応できます。色んな機能を使いたい方にもおすすめです。

RICタイプの小型なものから、通常タイプのモノまで種類は色々とあります。

片耳価格50,000円~500,000円

耳あな型はオーダーメイドの補聴器。

軽度難聴~重度難聴まであわすことができます。

耳の集音能力を利用するので満足度の高い聞きとりができます。耳の中に隠れる超小型から大きいサイズで選べます。

片耳価格98,000円~500,000円

   

※およその参考価格です

以前と違う種類で合わせた方が現状には合うこともありますので必ずしも今と同じ種類に拘る必要もありません。

補聴器の値段相場や価格帯

補聴器は選ぶ性能によって価格が違います。価格と性能は比例するので高性能にしたいのであれば必要な予算が大きく変わります。例えば静かな環境でメインに使うなら片耳50,000円ほどの補聴器でも問題なく使用できるでしょう。しかし、様々な環境で使用を考えられているなら雑音処理が優れた高性能な機種を選ぶ必要があるでしょう。

色んな環境で使うなら片耳100,000円以上の機種にしないと満足な聞きとりを得ることはできないでしょう。
販売されているお店でも価格帯は違いますが補聴器の相場は片耳50,000円以上から500,000円です。

補聴器の使いたい機能で機種を選ぶ

補聴器を使ってテレビをもっと快適に聞きたい、携帯電話と連動させて使いたいなど補聴器の性能が自分の使いたいモノかどうかが選ぶ時に重要です。今使っている補聴器を買った時にはなかった機能を搭載している最新補聴器が多数ありますので選べる補聴器のバリエーションも増えているでしょう。買い替えるなら最新の機能を搭載した補聴器にするのがおススメです!

最新の補聴器の特徴、機能を3つご紹介

フォナックの小型補聴器 バートBチタン

フォナックバートBチタン

超小型補聴器がフォナックのバートBチタンです!目立たない補聴器をお探しの方に大変好評です。補聴器装用をあまり知られたくない、気づかれたくない方にとってとてもおすすめできます。フォナック最新のデザインも魅力的ですね。チタン合金でアレルギーの心配もなく、とても頑丈なボディで衝撃にも強くなっています。

使用電池 PR536

電池寿命 約65時間から90時間

シグニアの充電式補聴器 セリオン

シグニアセリオン

電池が不要な充電式補聴器、シーメンス・シグニアのセリオンも人気があります。電池交換が不要で充電も置くだけカンタン!乾燥は充電中に自動でできるすぐれモノです。非接点なので故障のリスクも少ないです。

使用電池 リチウムイオン電池、充電池

使用時間 約4時間でフル充電 連続使用時間 約7時間

フォナックのワイヤレス通信可能補聴器 Bダイレクト

フォナックBダイレクト

フォナックからワイヤレス通信補聴器の最新モデルが登場しました。Bダイレクトはスマートホン、携帯電話とブルートゥース接続することで簡単に連動することができます。通話はハンズフリーでできるので仕事で営業をされている方には大変便利に使えるのではないでしょうか。電池サイズのわりに本体のサイズはとても小さく、目立ちにくさもあり使いやすい補聴器です。

使用電池 PR48

電池寿命 約90時間から140時間

補聴器の保証について

他にも最新の補聴器にはテレビの音声を聞けるモノや、色んな性能があるので自分が求める機能や特徴を持った補聴器に買い替えられるのがいいですね。

補聴器にある保証は2年もしくは3年がほとんどです。この保証期間は買い替えとはあまり関係がないですが保証がある内は補聴器の自然故障時の修理は無料になるので保証期間内に買い替えられるのは少しもったいないかもしれません。買い替えるとすれば保証期間が過ぎてから、修理費用が増えてきた頃に買い替えを考えられるのがいいでしょう。

ここからは、知っていると役に立つ補聴器の買い替え方法をご紹介していきますね。

補聴器の買い替えで知っておきたいこと

買い替える時には少しでもためになる情報が知りたいですよね。

補聴器の買い替えでお得に感じるコトと言えば価格の安さや販売店のサービスではないでしょうか。

補聴器は今と昔では価格も安くて性能もいい機種が多くあります。補聴器は価格帯を抑えながら性能はドンドン進化しているんです。

昔と今では補聴器は進化しています

以前に買った補聴器と今同じ値段で購入できる補聴器はかなり高性能になっています。
今使っている補聴器は高かったけど雑音が気になるからもっと高い補聴器を買わなくてはいけないのかというとそうではありません。購入された時と今では大幅に補聴器の性能は進化しているんです。

  • ハウリング(ピーピー音)や雑音の抑制機能が優れている
  • デザイン性が上がり目立ちにくいモノやカラフルなデザインが多い
  • 価格帯が安いモノが増えている

以前購入した価格と同程度の価格帯でも今以上の性能が保証されるでしょう。
5年以上使われているなら最新の補聴器をメインに買い替えて、今の補聴器を予備として使われてはいかがでしょうか。

助成金を使った買い替え

聴力で障がい者手帳をお持ちの方は5年経過しているのであれば補聴器を新しく申請することができます。意外と知らない方も多いのですが手帳をお持ちならそういった補助制度があるんです。5年経てば補聴器を買った時よりも聴力が悪くなっていることもありえます。もし手帳取得に該当する聴力になっていたらそういったサービスを受けることができますので知っておくといいでしょう。

補聴器と補助金について詳しくはこちらをご参考ください

補聴器専門店で無料相談を受ける

補聴器の買い替えで相談するなら補聴器専門店がオススメです。補聴器の販売店は大きいお店から小さいお店と数多くあり、メガネ店や電気店などでも取り扱われているので選ばれるお店は様々でしょう。

自分の納得できる補聴器に買い替えるなら補聴器について知識がある、専門家が在籍する補聴器専門店で相談するのが安心できます。

ここからは、補聴器販売店をどのように選べばよいかをご紹介していきますね。

補聴器販売店の選び方

補聴器の販売店の中でも専門店が取り扱う補聴器の種類も多く、販売員の知識もあるので補聴器の調整や機種選びのアドバイスなど的確におこなってくれるでしょう。納得できる補聴器専門店の選び方は自分で確かめるのもいいですし、インターネットで店舗情報をみたりするのもいいですね。

補聴器の買い替えは失敗したくありませんよね、まずは気になる専門店に足を運び相談してみましょう。お店に行くのが難しいという方のために出張訪問をしてくれる補聴器専門店もありますよ。

補聴器を買い替える前には試聴とレンタルをするのがオススメ!

機種の情報だけを見て即決するという人はあまりいないかもしれませんが、買い替える前には試聴をしたり、レンタルでお試しするのがオススメです。いざ買い替えて、思っていた感じと違うということにならないように是非試聴とレンタルで補聴器を試してみましょう。レンタルできる期間やかかる費用はお店によって違うのであらかじめ確認しておきましょう。

まとめ

補聴器の買い替え時期や補聴器の選び方についてご紹介しました。
買い替える時期は最終的には自己判断になってきますが、買い替えが必要となる時期は必ずやってきます。
補聴器の買い替え時に気をつけることがわかればあなたも失敗せず満足する補聴器を買うことができるでしょう。

あなたの納得できる最新の補聴器に買い替えることができれば今よりも快適な聞こえを手に入れることができるでしょう。

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