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シーメンス補聴器からシグニア補聴器への変遷について~140年の歴史を継承するメーカーの魅力とは~

シーメンス シグニア 補聴器メーカー

こんにちは、大阪補聴器リスニングラボ心斎橋店のスガイです。今日は補聴器業界では話題になった、シーメンス補聴器からシグニア補聴器への変遷についてお話しさせていただきますね。この変化について、お客様からよくご質問をいただくんですが、「昔のシーメンス補聴器と今のシグニア補聴器って同じメーカーなの?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

メーカーの変遷については、お客様にとって分かりにくい部分もあると思いますので、今回は詳しく解説させていただきますね。

コマちゃん

ねえだいきちくん、母が使っている補聴器がシーメンスっていうメーカーみたいなんだけど💦 もうなくなったメーカーなのかな?ネットで調べてもよくわからなくて…。母が買い替えたいって言ってるんだけど、どうしたらいいかわからないの😣

だいきちくん

大丈夫だよ、コマちゃん!シーメンス補聴器はなくなったわけじゃないんだ✨ 実は2016年に名前が変わって、今はシグニアっていうメーカーになっているんだよ!お母さんがシーメンスを使っていたのなら、シグニアの補聴器を試してみるといいね💡

コマちゃん

えっ、そうなんだ!名前が変わっただけなんだね。それなら安心かも…。じゃあ一度お店に見に行ってみようかな🤔 でもシーメンスのときと違いはあるのかな?性能が落ちてたりしないか心配で💦

だいきちくん

全然心配いらないよ!むしろシーメンスの時よりも、今のシグニアの方がすぐれている補聴器がたくさんあるんだ✨ 技術も進化しているからね!シグニア補聴器を扱っているお店なら試聴やレンタルができると思うよ👍 まずはシグニアを取り扱っている補聴器専門店を調べてみよう。お母さんにぴったりの補聴器が見つかるはずだよ!

目次

シーメンス補聴器の歴史と変遷の背景

シグニア補聴器 歴史

そもそもシーメンス補聴器って、どのような歴史があるかご存じですか?実はシーメンス補聴器は140年以上の長い歴史を持つ、補聴器業界のパイオニア的存在なんです。ドイツのシーメンス社が1878年に電話機を製造する過程で、音声信号を電流で増幅すると難聴者でも他人の声が聞こえるようになることを発見したのが始まりなんですね。

そうなんですね、電話の技術から補聴器が生まれたって、興味深い話だと思いませんか?当時のシーメンス社創設者であるベルーナ・フォン・シーメンスが発明した最初の補聴デバイス「Esha Phonophor」は、なんと140年以上経った今でもドイツの博物館で実際に動くそうなんです。技術の進歩を感じますよね。

多くの方が「補聴器って最近できた技術」だと思われているんですが、実は100年以上も歴史があるんですよ。これって意外に知られていない事実だと思います。

2014年の大きな変化:シーメンスからシバントスへ

さて、ここからが本題になるのですが、2014年11月6日に大きな変化が起こりました。シーメンス社の補聴器事業部が、スウェーデンのワレンベルグファミリー所有の投資家グループEQTに売却されたんです。そして新しく誕生した会社名が「シバントス株式会社(Sivantos)」だったんですね。

お客様の中には「シーメンスって有名な会社だから安心していたのに、シバントスって聞いたことがない会社で大丈夫なの?」と心配されていた方もいらっしゃるんですが、そんな心配も不要でした。

なぜかというと、シバントス社はシーメンスの140年間培った補聴器技術と歴史をそのまま継承した会社だからです。つまり、会社名は変わったけれど、技術や品質はむしろ向上しているんですよ。これって安心できる話ですよね。

2016年の新たなスタート:シグニア補聴器の誕生

そして2016年、さらなる変化が起こりました。シバントス社が新しいブランド名として「Signia(シグニア)」を立ち上げたんです。

ちなみに、シーメンスブランドとしての名前の使用は2020年まで予定されていましたが、現在私たちが扱っているのは完全にシグニア補聴器となっています。お客様からは「なんで名前を変える必要があったの?」とよく聞かれるのですが、これにはちゃんとした理由があるんです。

シーメンス社としては、補聴器事業を専門会社に任せることで、より補聴器に特化した技術開発や製品作りに集中できるようになったんですね。実際、シグニア補聴器になってからの技術革新は目を見張るものがあります。

最新技術:Signia IXシリーズの革新

補聴器 シグニアix

2022年に発売された最新シリーズ「Signia AX」は、補聴器業界に大きな革命をもたらしました。このシリーズは世界で初めてダブルプロセッサーを採用した補聴器で、2022年の世界的な革新的技術を表彰する「CESイノベーションアワード」を受賞したんです。

ダブルプロセッサーって何かというと、簡単に言えば「言葉用の処理チップ」と「環境音用の処理チップ」を別々に搭載しているということなんです。今までの補聴器は、あらゆる音を一つのプロセッサーで処理していたため、言葉と環境音の分別に限界があったんですね。そして、2025年現在ではさらに機能性をブラッシュアップした「Signia IX」がシリーズ化しています。

シグニア補聴器の製品ラインナップと価格帯

お客様からよく「シグニア補聴器っていくらぐらいするの?」というご質問をいただくのですが、実はかなり幅広い価格帯で展開されているんです。

最も手軽なものでは「Prompt(プロンプト)」シリーズの片耳5万円から、最高価格は「Signia 7IX」の片耳まであります。「えっ、そんなに差があるの?」と驚かれる方も多いのですが、これには理由があるんです。

価格の違いは主に搭載されている機能の違いなんですね。たとえば、チャンネル数(音をこまかく分ける数)や雑音抑制機能の精度、指向性機能の性能などがことなります。最高48のチャンネルまで音を細かく分けて処理できる機種もあるんです。

充電式補聴器の進化

シグニア補聴器といえば、充電式補聴器の分野でも大きな革新を起こしています。2016年に発売された充電式補聴器「Cellion」は、充電式補聴器を一躍メインストリームにした記念すべき製品です。

そして2018年には「Styletto」という、補聴器のイメージを覆すスリムな充電式補聴器が発売され、数々のデザイン賞を受賞しました。また、既成耳あな型補聴器のActiveやSilk IXといった他メーカーにはないラインナップも魅力的です。

充電式補聴器の良いところは、電池交換の手間がないことです。お客様からは「毎週電池を買いに行く必要がなくなって助かった」「小さな電池を扱うのが大変だったから充電式にして良かった」といった声をよく聞きます。

今後の展望と技術革新

シグニア補聴器は、単に聞こえを改善するだけでなく、ユーザーの生活の質(QOL)向上を目指した技術開発を続けています。例えば、スマートフォンとの連携機能や、AI(人工知能)を活用した自動調整機能など、時代のニーズに合わせた機能が次々と追加されているんです。

私が特に注目しているのは、イヤフォン型補聴器「Signia Active」のような、従来の補聴器の概念を覆す製品です。これって見た目は完全にワイヤレスイヤフォンなので、「補聴器をつけているって分からない」というメリットがあるんですね。

これからの補聴器はもっと身近で、もっとスマートなデバイスになっていくんだろうなと感じています。シグニア補聴器は、そういった未来の補聴器のあり方を先取りしているメーカーだと思いますね。

まとめ:シーメンスからシグニアへの変遷の意味

シグニア補聴器 まとめ

長くお話しさせていただきましたが、シーメンス補聴器からシグニア補聴器への変遷は、決してマイナスの変化ではありません。むしろ、140年以上の歴史と技術を継承しながら、より専門的で革新的な補聴器メーカーとして生まれ変わったと考えていただければと思います。

お客様からよく「昔のシーメンス補聴器の方が良かったんじゃない?」というご質問をいただくのですが、技術的に見ると現在のシグニア補聴器の方が格段に優れているんです。ダブルプロセッサー技術、高度な雑音抑制機能、スマートフォン連携機能など、シーメンス時代にはなかった技術が数多く搭載されているんですよ。

皆様のより良い聞こえの実現のために、これからも最新の情報と技術でお手伝いさせていただきますね。

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