電池が不要!?フォナックから充電式補聴器が登場!

今までの補聴器といえば空気電池と呼ばれる電池が使用されていました。

しかしPHONAK(フォナック)より販売が開始された新たな補聴器それはなんと充電式です!充電式ですので今までのように電池の交換も不要なんです。今回はこの充電式補聴器について紹介します!

目次

従来の補聴器について

今でも普及されている大半が電池を使用する補聴器です。電池を使用する為、電池の寿命がなくなると補聴器の電源は入らないです。使い終わった電池はもう使用ができないので新しい電池に交換する必要があります。

フォナックから新登場の充電式補聴器について

補聴器メーカーのフォナックから発売されたビロングシリーズフォナックオーデオB。今注目されている充電式補聴器を含んだ新製品です。そのフォナックオーデオBシリーズの充電式補聴器フォナックオーデオB-R。こちらは充電式という名の通り電池の交換作業がなく付属の充電ケースに差し込むだけで充電ができます!充電に使われているのはリチウムイオンバッテリーを採用しています。充電ケースに乾燥剤を入れれるようになっていてケース一つで補聴器の保管、充電、乾燥が可能です。

充電式補聴器の充電機能について

気になる充電式補聴器の充電時間ですが、3時間充電で24時間の連続使用する事ができ、30分の充電で6時間使用することができます。

充電中は補聴器本体のスイッチ部分が緑のランプに点滅します。充電口に補聴器を置くと自動的に補聴器の電源は切れるようになっています。補聴器の充電が完了すれば点滅も消えて充電もそこでストップします。また、付属の充電ケースは乾燥の機能も備えているので電池を取り外して乾燥ケースに入れる手間がかかりません。電池の廃棄もなく、環境にやさしいです。ただし、注意していただきたいのが充電のできる期間です。充電式も永遠に充電ができる訳ではありませんので4年程度経過するとバッテリー交換が必要となります。

充電式補聴器の形状は選べるの?

充電式補聴器は耳穴や耳かけなどどの形状があるのか?気になる所ですよね。充電式補聴器の形状は今現在は耳かけ形補聴器のRICと呼ばれる物のみとなります。しかし今後他の形状でも出てくるかもしれませんね。

耳かけ形補聴器RICについて

耳かけ形補聴器の中でここ最近人気があり、耳に引っ掛ける補聴器本体はとても小さくチューブもとても細いので目立ちません。音が出るレシーバーは本体から分離して耳の穴の中に入りますので音の入りもよく負担が少なく使用できます。

補聴器本体のカラーバリエーションも豊富です

お色は全9色の中からお好きな色を選ぶことが出来ます。

充電式補聴器の気になる性能

充電式補聴器のオーデオB-Rの性能を紹介します。高音域を圧縮して、言葉を識別しやすくするサウンドリカバー2を搭載。「さ」行など子音やこどもの高い声などがよりクリアに聞き取る事ができます。どんな場所でもその場所に合う、環境に最適に音をブレンドするオートセンスOSを搭載しています。

Venture(ベンチャーシリーズ)のオートセンスOSの時の環境認識は7秒に1回更新して200通り以上の音を再現していましたが、Belong(ビロングシリーズ)B-RのオートセンスはOSの環境認識がなんと0.4秒に1回更新して200通り以上の音を再現いたします。

B30は充電式補聴器のオーデオB-Rには含まれません。

フォナックオーデオB-Rのパワーは3タイプ

  • Mタイプ

軽度難聴から中等度難聴まで

  • Pタイプ

中等度難聴から高度難聴まで

  • UPタイプ

中等度難聴から高度難聴の上の重度難聴まで

グレード性能も3タイプ

フォナックオーデオBーRのグレード性能は3タイプ用意されています。

  • B-R90

20チャンネルの最高品質。調整幅や保証も最高級

  • B-R70

16チャンネルのアドバンスモデル

  • B-R50

12チャンネルのスタンダードタイプ

IP68の防水性能

IPとは防水、防塵に対する保護等級です。この68は保護等級の中で最高クラスです。水の浸水、砂埃からしっかり守ってくれます。しかし完全防水ではないので注意して下さい。

充電式補聴器の価格について

オーデオB-Rの価格の紹介。

B-R90(プレミアム) 20ch 片耳 568,000円 12,000円 580,000円
B-R70(アドバンス) 16ch 片耳 418,000円 12,000円 430,000円
B-R50(スタンダード) 12ch 片耳 308,000円 12,000円 320,000円

充電式補聴器のメリットとデメリット

充電式補聴器にはどのようなメリット、デメリットがあるのかみてみましょう。

メリット

  1. 電池を買う必要がない
  2. 細かい作業がなく扱うのが簡

メリットは手先の細かな作業が無く扱えるという点が大きいです。

デメリット

  1. 使用年数にしたがって充電池の寿命が短くなってくる
  2. 約2年程で中の充電バッテリーを新品に交換する必要がある
  3. しっかり充電をしないと使えない
  4. こまめに充電をしておかないと出かけ先で充電が切れる可能性がある

デメリットは充電面で注意しないといけない事です。上手く充電器にセットできていなかったりすると充電が上手くできてなく使用できなくなってしまうなど注意する点があります。

オーデオBの充電式B-Rでは従来の空気電池式のBシリーズもございますのでご安心下さい。

まとめ

今回新しく登場したフォナックの充電式補聴器 フォナックオーデオB-R。従来の補聴器にあった電池交換も不要になりました。充電式の為、充電をしっかりしておかないと使用できないのでそこは注意が必要です。今回はフォナックの充電式補聴器を紹介しました。次回はシーメンス シグニアの充電式補聴器についても紹介したいと思います。大阪補聴器リスニングラボではこのオーデオB-Rの試聴器を用意していますので試聴が可能です!

これからも新しい補聴器がもっと増えて便利になっていくのでしょうか?みなさんが使用しやすい補聴器が増えるといいと思います。

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