汗での補聴器の故障を軽減したい方におすすめの対策を紹介します!

汗で補聴器が故障してしまった方や故障を軽減させたい方におすすめする対策の紹介をしたいと思います!

趣味で釣りをされる方、水場で仕事をされている方や介護が必要な方、スポーツなどで汗をかきやすい方などにおすすめ!
それが防水型の補聴器です!しかし、初めに言っておくと防水補聴器は必ずしも水での故障がなくなるという訳ではないので注意が必要です。
今回は汗、水やホコリによる補聴器の故障を防ぐ対策、どのような補聴器を選んだらいいのか紹介します。

主な補聴器の形について

まずは主な補聴器の形状についての説明。

耳穴型

耳穴型補聴器は耳の型を採って作るオーダーメイド補聴器です。
耳穴にしっかり入るので着けている時に落とす事もまずありません。

耳かけ形

耳に補聴器本体をかけて使用する補聴器です。
耳栓が合いにくい場合があります。その場合耳栓部分をオーダーメイドで作る事ができます。
レシーバーが耳穴に入るRICタイプと呼ばれる物もあります。

補聴器の種類についてはコチラ

こちらは耳にかける耳かけ形の補聴器です。

補聴器は何故汗や水、ホコリで故障するのか?

補聴器は人が日々雨や水がある場所、砂ホコリが舞う場所など生活の中で身に着けて使う精密な機械です。

その為汗や水、ホコリなどが身近になりやすいので補聴器の内部に汗水など浸入しやすいです。
内部に水分が浸入すると機械ですので故障に繋がってしまうのです。
内部に水分が発生し内部腐食、ショートなどによる損壊があります。
スピーカー部位は乾くまで音が出なくなるでしょう。
ホコリなどの固形物が補聴器のマイク内などに侵入する事で故障してしまう事もあります。

補聴器の形によって水や汗での故障率が異なります!

耳かけ形の修理台数が耳穴型を超えているという事がわかっています。
耳の外側に補聴器本体が出ているのでホコリや汗水による故障が出てしまうのです。
耳の中にレシーバーが入るタイプをご希望で防水効果が高くなります。
補聴器の出荷比率に対して補聴器の故障率を計算すると圧倒的に未だに耳かけ型のほうが多いのも本当で
汗をかく耳の上に補聴器本体があることが原因でもある。

汗水やホコリで補聴器が故障してしまう主な原因

  1. 補聴器をしたままなのを忘れてシャワーを浴びてしまった、洗顔してしまった
  2. 補聴器を着けている時に砂埃を浴びてしまった
  3. 汗をかく事が多いが補聴器の乾燥、掃除を十分にしていなかった
  4. 電池用の通気穴がないと電池が発電しない為、通気穴の目詰まりなどをおこしている

この様に補聴器にとって汗、水やホコリは十分に注意する必要があります。

原因から考えられる補聴器使用者の悩み

  1. 農作業などで汗をかく事が多くホコリもひどい
  2. 釣りや山登りが趣味で海水やホコリなどの影響を受けやすい
  3. 工事現場や作業場などで仕事場がホコリが多く汗をかく事が多い
  4. 夏が来ると補聴器の故障が気になって使用法に気を使うためストレスになる
  5. プールや温泉で補聴器を外すと聞こえないので困る
  6. 入浴介助の仕事などで補聴器を外す事が出来ない

補聴器使用者にとってこの様な悩みは沢山あります。
急な雨降りなども危険ですね。汗や水、ホコリに強い補聴器を使用する事でこの様な悩みや故障の原因を改善する事ができます。

汗に強い補聴器、防水加工のある防水補聴器について

空気は通すけれども水は通さない特殊なフィルターを開発する事によって防水補聴器は誕生しました。
この技術のおかげでマイクや空気穴に水が入らず空気だけを通す事ができるようになったのです。
現在防水型補聴器としての名称をつけている補聴器はほとんど耳かけ式の補聴器です。
オーダーメイドの耳穴型補聴器も湿気や汗に強いオプション加工を加える事ができます。
防水補聴器はつなぎ目をゴム製のパッキンなどで遮断しています。
防水、防塵のテストをクリアしている為IPを取得しています。
防水という名ですが介護を受ける高齢者などでお風呂に入る際にはずさなくても良い程度です。
補聴器を着けたまま海に潜るなどは出来ません。水や汗と密接に生活している方を対象としている補聴器です。

防水補聴器の注意する点

防水補聴器の注意する点は完全防水ではないという事です!
防水と謳っていますが中の機械が腐食しないとは限らないのです。
着用中の汗が補聴器内部にしみ込んだら夜間乾燥ケースに入れても塩分による腐食は防ぎようがないです。
耳垢防止ガードがあっても細かい固形物が混入してレシーバーやマイク等に付き、音が聞こえなくなる症状が出る事もあります。
防水性能を上げていくと結露にも弱くなります。
暖かい所から寒い所といったりきたり、お若い方であれば動きますので体温の上下も結構あるわけなのです
風呂場のような高温多湿の場所には補聴器は持ち込めません。
ゴム製のパッキンも年数の経過や温度変化などによってゴムに亀裂が入ったり腐食したりしてしまいます。
定期的につなぎ目のパッキンを交換するなどメンテナンスをして防水性能を保たねばなりません。
マイクをカバーするゴアテックも水は弾いてもオイル等の膜が張ってしまえば残念ながら機能はしなくなってしまいます。

防水、防塵の基準。IPについて

補聴器に関わらずですがIP(Ingress Protection侵入への保護)という表示をご存知ですか?
これは防水、防塵のテストをクリアしている製品に付けられる表示になります。
防水補聴器も国際保護等級IPを取得した補聴器になります。
雨の日でも使用できるかといった判断基準としてIP性能が記載されています。
防水の試験は真水を使った試験のため、入浴剤を入れた浴槽、温泉、海水などの
本来故障が起きると考えられる状況に対して対応できていないものがあります。

IP 固体に対する保護

0級 特に保護がされていない
1級 直径50mm以上の固形物が中に入らない(握りこぶし程度を想定)
2級 直径12.5mm以上の固形物が中に入らない(指程度を想定)
3級 直径2.5mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない
4級 直径1mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない
5級 有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない(防塵形)
6級 粉塵が中に入らない(耐塵形)

IP 水の侵入に対する保護

0級 特に保護がされていない
1級 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴I形)
2級 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形)
3級 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形)
4級 あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形)
5級 あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)
6級 あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形)
7級 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形)
8級 継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形)

IP規格による保護等級の設定で保証された性能以上に、過酷な環境で電気機器を使用すると
機器内部に水分や粉塵が侵入して絶縁性能が劣化するなど故障につながるので注意が必要です。

例えばIP57は10分間散水しても故障症状が認められないレベルでIP67は30分間水中に沈めても故障症状が認められないレベルになります。

シーメンス・シグニア、フォナック(PHONAK)の防水補聴器

防水補聴器の中で当店がおすすめしているのがシーメンス・シグニアとフォナックの防水補聴器です。

フォナックの場合はIP67はパッキンで防水しています。定期的にパッキンの交換をすることでその機能を維持することができます。
シーメンス・シグニアはナノコートで撥水コーティングされています。耳の中にレシーバーが入るタイプをご希望でより高い防水機能になります。

シーメンス・シグニアのおすすめ防水補聴器

Primax(プライマックス)シリーズ

シーメンス・シグニアのプライマックスシリーズの中でも一番IPが高いのが今年に発売された最新機種充電式の補聴器Cellion(セリオン)です!

セリオンについてはコチラ

 

フォナックのおすすめ防水補聴器

オーデオBシリーズ

フォナックのオーデオBシリーズはなんとIP68です!防水加工の補聴器の中では防水、防塵性が高いです!

中でもオーデオBRが充電式でとても便利に使えます。最新の補聴器なので防水加工のある補聴器の中でも特におすすめです。

オーデオBRについて詳しくはコチラ

防水補聴器以外での汗、防水の対策

防水補聴器以外で対策をするならどの様な方法がいいだろうか?

補聴器関連の付属グッズで未だにこれといった物自体が存在したことが無いのが現状です。

有効なのは耳穴型補聴器のCICタイプを用いるという方法があります。
人間の耳の中というのは汗をかかないので汗腺の無い所に音口が来るようにすれば汗による影響はほぼありません。
風の影響も出にくく、防水補聴器のような大きさもないです。
耳の型をしっかり採るので運動して耳から落ちる心配もなくなります。ただし、聴力などによって選べる補聴器の形も変わってきます。

耳穴型補聴器 CIC

こちらのCICはとても小型の耳穴型補聴器です。目立ちにくいのも特徴で見た目を気にされる方にもおすすめです。

さらに対策!補聴器の汗、水対策に最適な乾燥機の紹介

汗や水から補聴器を守る為に最適な乾燥機があります。

フォナック(PHONAK)のD-Dry

乾燥機を使用する事により通常乾燥剤を使う乾燥ケースでの保管より乾燥機能は高くなります。
殺菌灯による除菌が可能になります!これによりとても綺麗な状態で補聴器を使用する事ができるんです。
フォナックのD-Dryにはタイマーが付いています!3時間と6時間を選ぶ事が出来ます!
このタイマーは時間が来ると自動的に切れるようになっています。
基本6時間充電で使っていただいてます。


この乾燥機はUSB端子が付いているので近くにコンセントが無い場合、パソコンからでも充電する事が可能です!

フォナック D-Dry12,000円(税抜き)

  • 温風対流により補聴器を乾燥
  • UV-Cライトによる除菌効果で感染症のリスクを軽減
  • 状況に応じて乾燥時間を選択可能(3時間モード/6時間モード)
  • 通常乾燥の3時間モード
  • じっくり乾燥の6時間モード (夏場推奨)
  • 乾燥時間終了後、自動で停止
  • 過熱防止機能付きで安心設計
  • フタを開けるとUV-C照射が止まる自動安全機能
  • 長寿命UV-Cライト採用
  • 乾燥剤の交換不要
  • USBのACアダプターからの電源供給仕様

まとめ

汗での補聴器故障に関する対策を紹介しました。

汗や水、ホコリに強いのが今回紹介した防水補聴器です。
防水補聴器はIP等級を取得した補聴器です。
しかし、完全防水では無い事は覚えておいて下さい。
ですので温度、湿度などにも注意する点があります。
農作業をされている方、工事現場で働かれている、釣りが趣味の方には防水補聴器がおすすめです。
撥水加工がされているので急な雨対策にもなります。防水補聴器は水、汗やホコリに密接な生活を送られている方におすすめです。

防水補聴器もしっかり手入れする必要があります。補聴器のクリーニングは勿論、乾燥ケース、乾燥機での保管などをきっちりする必要があります。

そうする事でより故障の予防になります。大阪聞こえ補聴器では防水補聴器、紹介した乾燥機をとりあつかっております。

汗や水での故障が気になる方は一度ご検討してみてはいかがでしょうか?