補聴器を購入前のお問い合わせ

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Q.最近音が聞き取りにくくなり話し声が大きいといわれます。家族から補聴器をすすめられました。補聴器をつけるとどうなりますか? A.補聴器には次のような効果があります。
1.相手に心地よい話し声になります。
難聴の方が話をすると、必要以上に大きい声になったり、逆に聞き取れないような小さい声になったりします。また、感情や個性のない一本調子の話し方になることもあります。これは自分の声が自分で聞き取りにくいことから起こります。補聴器を使用すると自分自身の声も今まで以上によく聞き取れて声の調子や発音が驚くほどよくなります。

2.家族の信頼が深まり、家庭が明るくなります。
聞こえが悪くなって困っているのはご自身だけでなくご家族も同様です。話かけても返事がない、なかなか理解してもらえないといった理由でさびしい思いをしています。補聴器を使用してだんらんの輪に入ることは家族にとってとても重要です。一緒にテレビを見たり、会話をすることで家族のコミュニケーションが深まり、家族のために力になれることに気づいたり、逆に家族から頼りにされるようになります。

3.生活が楽しく、積極的になります。
聞こえに不自由があると、街中で呼び止められたり、銀行や病院のアナウンスで呼ばれてもわからず、一人で外出する自信を失いがちです。また、会話がうまくできないためにイライラしたり、引っ込みがちになります。補聴器の使用で聞こえが改善されれば、自分で何でもできる自信を取り戻せ、いろいろなことに積極的になっていきます。

補聴器を正しく理解して使用すれば、豊かな音の世界を取り戻すことができ、快適な毎日をお過ごしいただけることでしょう。
聴力は聞こえる音の大きさだけで測れるものではありません。高い音や低い音の聞こえの状態を測定することで、最適な補聴器を選ぶことができます。測定は私たち認定補聴器技能者にご相談ください。