補聴器の安全性

補聴器と健康面の安全性について
補聴器から電磁波は出ていますか。身体への影響はありますか?
補聴器から放射される電磁波は微弱で、身体の健康に影響を与えるほど強くありません。ですから、補聴器の使用にともなう電磁波の影響の心配はありません。
こんなとき補聴器を使用できますか?
補聴器を装用したままレントゲン・MRI・CTを受けてもよいですか?
MRIは極めて強い磁場(磁力の働く場所)を発生させます。そのため強磁性体(鉄やニッケル)があるとそこに磁力線が集中し、補聴器の部品を破壊させてしまいます。

また、金属類やその他必要のない物が撮影の近くにあると、診断に誤りを生じることもあります。したがって、MRI検査を受けるときは必ず補聴器を身体からはずしてください。CT撮影時も同様な配慮が必要です。

ご不明なときやさらに詳しく知りたい場合は、補聴器相談員や医師におたずね下さい。また受診時は医師の指示に従って下さい。

また、接骨院等の低周波数治療器やHI電磁調理器のなかには、補聴器を装用していると、非常に大きな雑音を発するものもあります。補聴器そのものを壊す恐れは少ないのですが、デジタル補聴器では支障をきたす場合もあります。

騒音がある場所で補聴器を使うことはできますか?
お使いの補聴器の種類によりますが、一般的には騒音による影響がない補聴器がほとんどです。ただ、極めて大きな騒音のある環境では耳を傷める場合もありますので、場合によっては、補聴器を使うことをおすすめしません。

ただ、ご自分の「聞こえ」の程度に合った補聴器で、きちんと調整されている分には問題はありません。また、通常の街中の騒音程度でしたら全く問題はありません。しかし、雑音の多い環境では、十分な言葉の聞き取りを得ることは難しい場合もありますが、指向性機能が搭載されている補聴器は雑音のある場所でも効果的です。

補聴器の指向性機能
補聴器の指向性機能について説明してください。
他人の補聴器を使用しても耳に悪い影響はないでしょうか?
補聴器は、使っている人の「聞こえ」に合わせて、器種の選択や調整を行うため、補聴器が音を増幅する度合いも異なります。ですから、他人の補聴器を使うことはできません。

また、オーダーメイド補聴器(耳あな形)、耳かけ形補聴器を使用する際のイヤモールド(オーダー耳せん)も、お求めになった方の耳の形に合わせて作っていますので、他人の補聴器を使うことはおすすめできません。

→Q&Aオーダーメイド補聴器
→Q&Aイヤモールド